海外「家にいるのに鍵をかけるの?」日本人には意外な“玄関の常識”が海外で話題に

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家に帰ってきて、玄関の鍵をかける。

日本では、外出するときや寝る前ならともかく、「家にいる間もずっと鍵をかけておく」という人ばかりではないと思います。

では海外ではどうなのでしょうか。

今回、Redditで「家に一人でいるとき、ドアに鍵をかける?」という質問が投稿され、さまざまな意見が集まりました。

これが意外と興味深いんです。

「もちろん鍵をかける」という人がいる一方で、「家にいるときはかけない」という人もいます。

しかも話を追っていくと、単なる防犯意識の違いだけでは説明できない部分も見えてくるようです。

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「家にいるなら鍵をかける」が当然という人たち

今回のRedditでは、家にいるときも玄関を施錠するという回答が目立ちました。

あるユーザーは、

鍵をかけるのは一瞬で済む。わざわざ開けておく理由がない

という趣旨のコメントをしています。

別のユーザーも、家にいるときだけでなく、外出しているときもドアは常にロックしているとのこと。

ドアが閉まっているなら、鍵もかけておけばいい

という感覚ですね。

中には「家にいるときこそ鍵をかけるべき」という意見もありました。

外出中なら、万が一誰かが侵入しても盗まれるのは物ですが、在宅中なら自分自身が巻き込まれる可能性がある。

だからこそ、家にいるときも施錠しておくという考え方です。

このあたりは、日本人からすると「そこまで徹底するのか」と感じる人もいるかもしれません。

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「鍵をかけない」という人もいる

ところが、全員がそう考えているわけではありませんでした。

今回のスレッドでは、デンマークに住んでいるというユーザーから、家にいるときは玄関を施錠しないという声も出ています。

人口約5万人の町に住んでいて、家にいるときだけでなく、夏には玄関を開けたまま近所へちょっと出かけることもあるそうです。

別のユーザーからも、

自分の住んでいる地域では、家にいるときは鍵をかけない

という意見が出ています。

つまり、

「海外ではみんな家にいても鍵をかける」

というわけでもありません。

同じ「海外」でも、住んでいる場所や住宅環境によって、玄関に対する感覚は違っているようです。

日本人が想像する「鍵」と少し違う?

「鍵をかけるかどうか」という話をすると、どうしても治安や防犯意識の違いに目が行きます。

でも、実はドアそのものの構造も関係しています。

たとえばドイツでは、外側に回転するドアノブがなく、外からは鍵を使わないと開けられないタイプの玄関ドアが一般的だというコメントがあります。

つまり、ドアを閉めること自体が、日本人が想像する「ただ閉めただけ」と少し違う場合があるわけです。

ヨーロッパのドアについて議論しているRedditでも、国によっては「ドアを閉めれば外からは鍵なしで開けられない」というタイプがある一方、ポーランドのように外側から取っ手を操作でき、きちんと鍵を回して施錠する必要がある住宅も紹介されていました。

image by FUHR

ドイツのドア関連メーカーFUHRにも、ドアを閉じるとラッチが作動する自動施錠タイプなど、さまざまなロック機構が紹介されています。

こう考えると、「鍵をかける」という行為だけを比べても、実際には住宅設備まで含めて考えないと分からないようですね。

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日本では「鍵をかける=外出」のイメージが強い?

日本の場合、玄関の鍵については、

「家を出るときに鍵をかける」

という習慣がかなり分かりやすいと思います。

家にいる間は、宅配便や来客があれば玄関を開けますし、ちょっと庭に出たり、ゴミを出したりする程度なら鍵をかけないこともあります。

もちろん住宅や地域によって違いますが、「在宅中だから玄関を完全に施錠しておく」ということが絶対的な習慣になっているわけではありません。

一方、今回のRedditでは「家にいるときも常に鍵をかける」という人が目立ちます。

その理由として、

「習慣だから」

という人もいれば、

「鍵をかけない理由がない」

という人もいました。

この違いは、防犯意識の強弱だけではなく、鍵をかけることが日常生活のどこに組み込まれているかの違いなのかもしれません。

日本でも「在宅中の施錠」は珍しい話ではない

とはいえ、日本も「家にいるなら鍵をかけなくていい」という話ではないようです。

警察庁の防犯情報(警察庁「住まいる防犯110番」)を見ると、住宅への侵入窃盗では「無締り」が主要な侵入手段の一つになっています。

2025年の住宅対象侵入窃盗は1万7,152件で、前年比7.2%増加しました。

警察庁は、一戸建て住宅や共同住宅のいずれでも、無締りによる被害が多く発生しているとして、出入口や窓を確実に施錠するよう呼びかけています。

つまり、日本でも「家にいるから大丈夫」とは限りません。

ただ、それと「日本人が在宅中にどれくらい施錠するか」という生活習慣は別の話です。

ここを一緒にしてしまうと、海外との違いが見えにくくなってしまいます。

海外でも「鍵をかけない=無防備」とは限らない

今回の反応を見ていると、もう一つ気になることがあります。

「鍵をかけない」と答える人たちが、必ずしも防犯を何も考えていないわけではないことです。

たとえば「住んでいる地域が安全だから」という理由を挙げる人もいます。

逆に、都市部に住んでいた経験から、以前より施錠するようになったという人もいます。

実際、別のRedditスレッドでも、同じ北米の中で「家にいる間は鍵をかけない」という家庭と、「常に施錠する」という家庭が存在しており、地域や育った環境によって習慣が変わることが語られています。

考えてみれば、日本でも同じですよね。

地方の一戸建てと都市部のマンションでは、玄関に対する感覚が違っていても不思議ではありません。

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「鍵をかける」は防犯だけの話ではない

今回の話を見ていて面白いのは、鍵をかけるという単純な行動の中に、その人が暮らしてきた環境がかなり出ていることです。

家の周囲にどれくらい人がいるのか。

近所付き合いはどの程度あるのか。

玄関のドアはどんな構造なのか。

家にいるとき、どのくらい外から人が訪ねてくるのか。

そして、子どものころから「家にいるときも鍵をかける」と教えられてきたのか。

こうしたものが全部重なって、「鍵をかけるのが当たり前」という感覚になっているのかもしれません。

だから、「海外では防犯意識が高い」「日本は安全だから鍵をかけない」と単純に分けるだけでは、少しもったいない話なんです。

ネットの反応は、かける人も多いが意外とバラバラ

do you lock your door when you are at home alone? and why?
by in AskReddit

今回のRedditでは、施錠する派から次のような反応が出ていました。

鍵をかけるのは一瞬。家にいるときもかける

ドアを閉めているなら、鍵もかけておけばいい

家にいるときこそ、誰かが入ってこないように鍵をかける

一方で、こんな反応も。

デンマークに住んでいるけど、家にいるときは鍵をかけない

夏は家にいるとき玄関を開けたままにすることもある

安全な地域だから、家にいる間は施錠しないよ

さらに、「これは地域による」という意見も見られました。

同じ質問なのに、治安に地域差はあるとはいえ、ここまで答えが分かれるのはなかなか面白いですよね。

「家にいるのに鍵をかける?」という疑問から見えてくるもの

今回の質問は一見すると、かなり単純です。

「家に一人でいるとき、玄関の鍵をかけますか?」

でも、答えを見ていると、その人がどんな家に住み、どんな環境で育ち、どんな地域で暮らしているのかまで少し見えてきます。

そして日本人が海外の住宅を見たときに「なんでこんなに鍵が厳重なんだろう」と感じたり、逆に海外の人が日本の住宅を見て「どうして在宅中に鍵をかけないの?」と感じたりするのも、こうした違いが背景にあるのでしょう。

image by イギリス警察の鍵にまつわる防犯ページより

イギリスの警察も、住宅の防犯について「家を出るときはドアや窓を施錠する」ことを勧めています。

結局のところ、鍵は単なる防犯用品ではなく、暮らしの中にある「当たり前」の一つなのかもしれません。

そして、その当たり前が国によって違う。

こういう小さな違いを見ていくと、海外の生活習慣って意外と面白いですよね。

鍵をかけるのが当たり前、とは限らない

今回のRedditでは、「家に一人でいるときも玄関の鍵をかける」という人が多く見られました。

一方で、デンマークなどからは、家にいる間は施錠しないという声もあります。

また、ヨーロッパでは住宅によってドアの構造そのものが日本とは異なる場合もあり、「鍵をかける」という行為だけを比べても単純な国民性の違いとは言い切れません。

日本でも住宅への侵入窃盗では無締りが主要な侵入手段の一つとなっているため、在宅中であっても施錠には意味があります。

それでも、「家にいるときまで鍵をかけるの?」と感じる人がいるのも分かります。

こうして考えると、玄関の鍵って、単なる防犯設備というより、その国や地域の暮らし方を映す小さな文化なのかもしれませんね。

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