(最終更新 / 2026年9月1日)
「Fallout 5が開発されるらしい」
このニュースだけ聞けば、シリーズファンにとっては嬉しい話ですよね。
ところが、海外掲示板を覗いてみると、意外なほど素直に喜んでいる人ばかりではありませんでした。
「やった!Fallout 5だ!」という声がある一方で、
「で、発売はいつ?」
「今から作るなら10年後じゃないの?」
「The Elder Scrolls VIを先に完成させてくれ」
といった、どこか疲れた反応も目立ちます。
そして、この話題が出た2025年から約1年後の2026年7月、Bethesdaは実際にFallout 5がプリプロダクション段階に入っていることを正式発表。
つまり「Fallout 5は本当に動いている」という部分については、かなりはっきりしたわけです。
ただし、発売日はまだ見えていません。
今回は、そんなFallout 5をめぐる海外の反応から、なぜファンが「嬉しいのに素直に喜べない」のかを見ていきます。
「Fallout 5が作られる」だけなら、もっと喜ばれてもよかった?
2025年7月、Windows CentralのJez Corden氏による情報として、Fallout 5が正式にゴーサインを得たと報じられました。
当時は、誰が開発を担当するのかも明らかになっておらず、Bethesda Game Studiosの主要チームはStarfieldやThe Elder Scrolls VIなどに取り組んでいるとされていました。
海外のゲームニュースサイトGameSpotも、この段階ではFallout 5の開発スタジオなどについて確定情報はなく、発売までは何年もかかる可能性が高いと報じています。
ところが、ここで海外ゲーマーたちが気にしたのが、
「え、今から?」
というところ。
Fallout 4が発売されたのは2015年。
そこからすでに長い時間が経っています。
「Fallout 5が作られる」というニュースなのに、喜びより先に「そんなに時間がかかるのか」という感覚が出てしまう。
海外の反応は喜びも大きいが冷静なコメントも
話題の投稿
Fallout 5 Is Now Reportedly “Fully Greenlit”
by u/thejko in gaming
海外のネットの反応
これは嬉しいニュース!新作Falloutが動いてるって聞いただけでワクワクするね!
もちろん、純粋に喜んでいるファンもいます。
Falloutというシリーズ自体に根強いファンがいるだけに、新作の存在が確認されるだけでもテンションが上がる人は少なくありません。
一方で、こんな反応も。
新たなクエスト:『Fallout 5まで生き残る』
Falloutらしいブラックジョークですね。
ただ、この「待つことそのものがネタになる」という反応は、今回のスレッドで何度も登場します。
あと10年くらいで発売かな。
これが発売される頃には50歳になってそう。
存在するようになったら起こしてくれ。
5~10年後に実際のゲームが出たら戻ってくるよ。
中には、ゲームの発売時期を冗談で「2077年」と予想する人まで。
もちろん本気の予想ではありませんが、Falloutの作中で核戦争が起きる年が2077年なので、そこに引っ掛けたジョークです。
とはいえ、こうした冗談が大量に出てくること自体、ファンが「新作はまだまだ先」と感じている証拠なのかもしれません。
「Fallout 5より先にTES6を完成させてくれ」
もう一つ目立っていたのが、The Elder Scrolls VIを先に完成させてほしいという意見。
頼むから先にThe Elder Scrolls VIを完成させてよ…。
Fallout 5がThe Elder Scrolls VIより先に出たらヤバいぞ。
という反応もありました。
これはファンからすると当然の感覚なのかもしれません。
BethesdaにとってFalloutだけが長期開発タイトルではありません。
現在はThe Elder Scrolls VIが主要な開発目標になっており、Bethesda自身も2026年の発表で「現在はThe Elder Scrolls VIにチームの大部分が取り組んでいる」と説明しています。
つまり、Fallout 5が正式に動いているからといって、
「じゃあ次にFallout 5が発売されるんだ!」
とはならないんですよね。
むしろ今のところは、
The Elder Scrolls VI → Fallout 5
というかなり長い道のりが待っていると考えたほうがよさそうです。
それでもFalloutは止まっていなかった!
ここが、2025年の記事から1年経った今見ると面白いところです。
「Fallout 5が出ない=Falloutシリーズが何もしていない」
というわけではありません。
Bethesdaは2026年7月、Fallout 5がプリプロダクション段階にあることに加え、Fallout 3とFallout: New Vegasのリマスターも開発中であることを明らかにしました。(記事:Bethesda、「Fallout 5」がすでにプリプロダクションの段階であることを明らかに)
さらに、Fallout 76についても新たなストーリーコンテンツが予定されています。
そしてFalloutシリーズでは、Obsidian Entertainmentによる新たなプロジェクトも進行中です。
つまり現在のFalloutは、
「Fallout 5を待つしかないシリーズ」ではなくなっている
とも言えます。
本編のナンバリング作品を待っている間にも、過去作のリマスター、Fallout 76、別スタジオによる新作などが動いている。
これは昔のゲームシリーズとは少し違う状態ですよね。
ドラマ版がFalloutの立ち位置を変えた
さらに大きいのが、Amazonのドラマ版Falloutです。
2024年に配信されたドラマ版はゲームを知らなかった人にもFalloutの世界を広げるきっかけになりました。
そのため、Falloutは今や「ゲームの人気シリーズ」というだけではなく、映像作品も含めた大きなIPになっています。
2025年当時のRedditでも、
Fallout 3とNew Vegasのリマスターもあるらしい。ドラマのシーズン2と何かの発売時期を合わせるのかな
という反応がありました。
実際、海外ファンの間でもドラマとゲームの相乗効果を意識している人は少なくないようです。
ここから考えると、Bethesdaにとっては「急いでFallout 5を出す」よりも、Falloutというブランド全体を長く展開していくほうが重要になっているのかもしれません。
Fallout 4から10年以上。ファンが「待つのに慣れてしまった」のが一番すごい
Fallout 5の話題を見ていて個人的に面白いと思ったのが、ファンの反応そのものです。
普通なら大型シリーズの新作が発表されたら、
「いつ発売?」
「予約したい!」
「トレーラーは?」
という期待が中心になります。
ところがFallout 5の場合、
「発売までに自分が何歳になっているか」
「The Elder Scrolls VIのほうが先だろ」
「また10年待つのか」
という話になっている。
中には、
発売から1年経ってMODでバグが直った頃に教えてくれ!
なんて、Bethesda作品とMOD文化をセットにしたジョークコメントまであります。
もちろん海外ファン全員がFalloutを嫌いになったわけではありません。
むしろ逆で、これだけ長い間待ち続けているのは、それだけFalloutに思い入れがあるからでしょう。
「どうでもいい」なら、そもそもこんなにコメントは付きません。
ただ、昔のFalloutファンと今のFalloutファンでは待ち方が違うのかもしれない
Fallout 4が発売された2015年には、まだ「次のFalloutがいつか出る」という感覚がありました。
しかし現在は、Fallout 5だけでなく、The Elder Scrolls VIやStarfieldといったBethesdaの大型タイトルが同時に存在しています。
一つのゲームを遊び終わったら、次の作品が数年以内に出る。
そんな昔のペースを期待するのは難しくなりました。
しかも大型オープンワールドRPGは、グラフィック、マップ、クエスト、NPC、システムなど、作り込む要素が非常に多い。
Bethesdaが2026年にFallout 5を「プリプロダクション」と表現していることを考えても、まだ完成したゲームを待つ段階ではありません。
だから海外ファンの「あと何年待つんだ」という反応は、Fallout 5そのものへの不満というより、
「昔のように、好きなシリーズの新作を数年おきに遊べた時代が遠くなった」
ことへの嘆きにも見えます。
それでも、Fallout 5に期待しているからこそ厳しい
もちろん、Falloutシリーズに対して否定的なコメントもかなりあります。
特にStarfieldを引き合いに出して、
Starfieldのことを考えると期待できない
という声や、
Bethesda以外が作ったほうがいい
という意見もありました。
一方で、
Fallout 5が出るまでFallout 4をもう一周できる
と冗談を言う人もいます。
この温度差も面白いところです。
「期待している」
「でも不安」
「そもそも発売が遠すぎる」
という3つの感情が同時に存在している。
新作を待ち続けたシリーズほど、ファンの期待値も高くなります。
Fallout 5に求められているのは、単純に「新しいFallout」ではないのかもしれません。
過去作の面白さを残しながら、Starfieldで感じた不満を払拭し、さらにドラマ版で新しく入ってきたファンにも楽しんでもらう。
そんな難しい宿題を背負ったゲームになりそうです。
それでもファンはFallout 5を待っている
2025年に「Fallout 5が正式にゴーサインを得た」と報じられたとき、海外では喜びよりも、
「今からなの?」
「発売はいつになるんだ?」
という反応が目立ちました。
そして2026年7月、Bethesda自身がFallout 5のプリプロダクション入りを正式に発表。
少なくとも「Fallout 5は本当に作られるの?」という疑問には、かなり明確な答えが出たことになります。
ただし、The Elder Scrolls VIが現在の主要開発タイトルであることを考えると、Fallout 5の発売がすぐそこまで来ているわけではありません。
むしろ海外ファンが冗談交じりに言っていた「あと何年待つんだ」という感覚は、まだしばらく続きそうです。
その一方で、ドラマ版、Fallout 76、過去作のリマスター、そして新たなFalloutプロジェクトまで動いている現在のシリーズを見ると、Falloutそのものは、Fallout 5を待っている間にも少しずつ姿を変えているように感じます。
さて、ここまで待たされたFallout 5。
いざ発売される頃には、今のファンはどんな気持ちでそのタイトル画面を見ることになるのでしょうか。
「やっと出た!」なのか、それとも、
「……本当に出たの?」
なのか。
個人的には、そこも少し楽しみだったりしますね。
参考情報
- Bethesda Game Studiosによる2026年7月の発表では、Fallout 5はプリプロダクション中で、The Elder Scrolls VIが現在の主要開発目標とされています。
- GAME WatchはFallout 5がCreation Engine 3を使用して開発されていること、Fallout 3・Fallout: New Vegasのリマスターが開発中であることなどを報じています。
- 2025年7月のGameSpot報道では、Fallout 5の「fully greenlit」という情報について、開発担当スタジオなどはまだ不明とされていました。
翻訳元:Reddit / Fallout 5 Is Now Reportedly “Fully Greenlit”
参考情報元:gamespot / Fallout 5 Is Now Reportedly “Fully Greenlit”
参考情報元:GAME Watch / Bethesda、「Fallout 5」がすでにプリプロダクションの段階であることを明らかに


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