海外ではどのサンリオキャラが人気? 2026年の国・地域別ランキングを調べてみた

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(最終更新日:2026年9月29日)

「チョコキャットはアメリカで3位、ブラジルで2位なのに、世界全体では46位。どうして?」

2024年、海外掲示板Redditのサンリオコミュニティ「r/sanrio」に、そんな疑問が投稿されました。実際に当時の公式結果を確認すると、チョコキャットは総合46位ながら、アメリカ3位、ブラジル2位。なぜこうした差が生まれるのかまでは公式資料から分かりませんが、最新結果を見ても、地域によって人気キャラクターの顔ぶれにはかなり違いがあります。

Why isn’t Chococat popular worldwide?
by u/fuwa-fuwa-time in sanrio

そこで今回は、最新の「2026年サンリオキャラクター大賞」を中心に、海外ではどのキャラクターが支持されているのかを見てみました。

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まず2026年の総合順位は?

サンリオキャラクター大賞は、1986年にサンリオの機関紙「いちご新聞」で始まった年1回の人気投票です。41回目となった2026年は90キャラクターが参加し、総得票数は過去最多の7064万7379票になりました。

最終総合順位は、1位ポムポムプリン、2位シナモロール、3位ポチャッコ、4位クロミ、5位ハローキティ。6位にはあひるのペックルが入りました。

ここで一つ注意したいのが、この「総合順位」は「日本国内だけの順位」ではないことです。

公式の2026年最終結果では、総合順位とは別に、中国大陸、香港、台湾、韓国、アメリカ、ブラジル、イギリスなど、海外14の国・地域について個別ランキングが発表されています。一方、少なくとも公式の2026年最終結果ページでは、日本だけを切り出した順位表は確認できませんでした。

そのため、ここからは「日本対海外」ではなく、「総合順位」と「海外の国・地域別順位」を見比べていきます。

海外14の国・地域、トップ3を並べてみると

公式の2026年最終結果から、海外14の国・地域の上位3キャラクターを抜き出すと、こうなります。

国・地域1位2位3位
中国大陸シナモロールポムポムプリンマイメロディ
香港ポムポムプリンシナモロールクロミ
台湾ポムポムプリンシナモロールポチャッコ
シンガポールポムポムプリンシナモロールハンギョドン
韓国ポムポムプリンシナモロールハンギョドン
アメリカポムポムプリンシナモロールチョコキャット
ブラジルシナモロールポムポムプリンクロミ
イギリスポムポムプリンシナモロールウサハナ
イタリアシナモロールポムポムプリンマイメロディ
ドイツポムポムプリンシナモロールクロミ
フランスシナモロールポムポムプリンクロミ
オーストラリアポムポムプリンシナモロールクロミ
タイyoshikittyシナモロールポムポムプリン
スペインポムポムプリンシナモロールウメ屋雑貨店

まず目につくのは、ポムポムプリンとシナモロールの強さです。

2026年はポムポムプリンが9つの国・地域、シナモロールが4つの国・地域で1位。14地域中13地域を、この2キャラクターで分け合いました。

ただし、これは住民を無作為に調べた世論調査ではなく、ファンが繰り返し参加できる人気投票です。投票の仕組みについては後ほど触れます。

そして3位以下まで目を向けると、地域ごとの違いが一気に見えてきます。

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アメリカではチョコキャットが3位

特に分かりやすいのが、黒ネコの男のコ「チョコキャット」です。

2026年の総合順位では32位。それでもアメリカでは3位、ブラジルでも4位に入りました。Redditでも総合順位だけを見たファンが驚き、こんなやり取りをしています。

チョコキャットがこんなに低いとは思わなかった。

— u/jaymuhreeee

アメリカでは3位だけどね!

— u/cattink

しかも、これは2026年だけの結果ではありません。

2024年には総合46位に対してアメリカ3位、ブラジル2位。2025年には総合24位ながらアメリカ2位、ブラジルでは1位になっています。

少なくとも直近3年間を見る限り、チョコキャットは総合順位以上にアメリカやブラジルで強いキャラクターです。

2024年のRedditスレッドでは、ある参加者からこんな思い出も寄せられていました。

私の印象では、チョコキャットは2000年代初めのアメリカでもっと人気があった。子どもの頃はチョコキャットのグッズをたくさん持っていたけど、今は本当に見つけにくい。もっと取っておけばよかった😭

— u/madisorousrex

コメント欄では「黒猫だからでは」「ハローキティに隠れてしまうからでは」といった推測も出ています。ただし、公式ランキングから確認できるのは地域差そのものまでで、なぜアメリカやブラジルで強いのかという原因までは分かりません。

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ウサハナは欧米などで総合順位以上に強い

もう一人、総合順位だけでは見えにくいのがウサハナです。

2026年の総合順位は17位。それに対して、アメリカ4位、イギリス3位、ドイツ4位、フランス5位、オーストラリア5位、イタリア5位と、欧米を中心とする複数の国でトップ5に入っています。

2025年にもアメリカ4位、イギリス3位で、2年続けて同じ傾向が見られます。

2026年の結果を見たファンからは、喜びと同時にこんな声が上がっていました。

ウサハナはアメリカ4位、世界では17位なのに、それでも日本以外ではグッズがあまりない。サンリオお願い……。

— u/creepris

返信でも、「すごくかわいいのにグッズが少ない」という声がありました。

少なくともこのコメント欄には、「ランキングでは上位なのにグッズが少ない」と感じているファンが複数いました。

タイの1位は、なんとyoshikitty

国別ランキングで特に目を引く結果の一つがタイです。

ポムポムプリンでもシナモロールでもなく、1位は「yoshikitty」でした。

yoshikittyは、ロックバンドX JAPANのYOSHIKIさんとハローキティのコラボレーションから2009年に誕生したキャラクターです。

しかも2025年のタイでもyoshikittyは1位。2年続けて首位になっています。

Redditでも結果を見た参加者が、

タイ、yoshikittyをめちゃくちゃ推してるな。

— u/M4LK0V1CH

と反応していました。

なぜタイでこれほど票を集めるのかは今回確認した公式資料からは分かりませんが、「世界的に有名なキャラクター=どこの国でも1位」というわけではないことがよく分かる例です。

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スペイン3位は「おばあちゃん」

さらに意外だったのがスペインです。

1位はポムポムプリン、2位はシナモロール。ここまでは他国でもよく見る組み合わせですが、3位に入ったのは「ウメ屋雑貨店」でした。

初めて名前を聞く人もいるかもしれません。

ウメ屋雑貨店は1986年デビューのキャラクターで、主人公のおウメばあちゃんは雑貨店を営み、居候のネコ・トラと暮らしています。てまり、お手玉、おはじきが得意な、やさしいおばあちゃんです。

Redditでもスペインの順位はかなりのインパクトだったようです。

えっ、スペイン3位のキャラ、今まで一度も聞いたことがない。このイケてるおばあちゃんのこと全部知りたい!!👵🔥

— u/fakegrapeflavor

すると別の参加者が、

スペインのトップ3を見るの面白すぎる。むっちりしたプリン犬、大きな耳の空飛ぶ犬、そしておばあちゃん。

— u/Lady_Pangaea

と返していました。

サンリオと聞いてパステルカラーの動物キャラクターを思い浮かべていると、確かにかなり不意を突かれる並びです。

フランスではAdoとのコラボキャラが4位

トップ3から少し下を見ると、フランスにも特徴的な結果があります。

4位に入った「アドローザトルマリィ」は、歌い手Adoさんとのコラボレーションから生まれたサンリオキャラクター。2022年にデビューしています。

2026年のフランスでは、シナモロール、ポムポムプリン、クロミに続く4位でした。

「Adoとのコラボだからフランスで人気」とまでは、この順位だけからは言えません。それでも、日本でも比較的新しいコラボキャラクターが、海外の一国でハローキティやマイメロディより上位に入っているのは面白いところです。

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ハンギョドンは韓国・シンガポールで3位

一方、海外へ行くと見かけにくいという声があったのがハンギョドンです。

2025年には、ハンギョドン好きの投稿者が日本を訪れ、グッズの多さに驚いていました。

自分の推しはもうグッズなんて出ないんだと完全に諦めていた。それで日本に行ったら、うちの子がそこら中にいる😍

「アメリカはハンギョドンの良さが分かってない」も、アメリカのダメなところリストに加えておこう。

— u/Wicked_Sketchy

コメント欄には、アメリカでも雑貨店などで以前より見かけるようになったという声がある一方、「日本へ行くたびにグッズを買う」というファンもいました。あくまで個人の買い物体験ですが、地域による商品展開の違いを感じている人はいるようです。

ランキングを見ると、ハンギョドンは2026年に総合9位。さらに韓国3位、シンガポール3位に入っています。

少なくともこの2地域では、総合順位以上の強さを見せました。

「人気ランキング」=その国の全員の好み、ではない

ここまで見ると国民性まで考えたくなりますが、サンリオキャラクター大賞は世論調査ではなく、ファンが繰り返し参加できる人気投票です。

2026年はWEBの「毎日投票」で各キャラクターに1日1回投票でき、日本語サイトでは「Sanrio+」というサンリオの会員サービスを使った追加投票も用意されていました。

また、対象のサンリオショップでは買い物に応じた投票ができ、1回が通常の3票分として集計される仕組みもありました。外国語版サイトからはSanrio+会員として投票することはできませんでした。

つまり、この結果から分かるのは「その国の住民全体が誰を一番好きか」ではなく、この投票に参加したファンからどのキャラクターが強く支持されたか、ということです。

それでも、チョコキャットが何年もアメリカやブラジルで上位に入り、ウサハナが欧米などで総合順位以上の強さを見せ、タイではyoshikitty、スペインではウメ屋雑貨店が上位に来るという結果は、一つの総合ランキングだけを見ていては分からないサンリオの面白さを見せてくれます。

同じキャラクターたちでも、海を渡ると「主役級」の顔ぶれは少しずつ変わるみたいですね。

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