「みんなが避けているけれど、自分はなぜか好き」
そんなものを聞かれたら、一体何を思い浮かべるますか?
海外掲示板Redditでは、「多くの人が避けるけれど、あなたがひそかに楽しんでいるものは?」という、そんな質問が投稿されました。
Whats something most people avoid that you secretly enjoy?
by u/Frequent-Mud5789 in AskReddit
返ってきた答えを見ていくと、特別な趣味ばかりではありません。
一人で過ごす時間、寒い日、掃除、皿洗い、雨の中を歩くこと。
誰かにとっては「できれば避けたいこと」でも、別の人にとっては、むしろ好きな時間になっているようです。
「一人でいること」が好き
最初に目につくのが、「一人でいること」という回答です。
あるユーザーはシンプルに、
一人でいること。
と答えています。
これに対して別のユーザーは、
同じ。ものすごく静かな場所で。
と続けています。
さらに、
静けさと平穏は何ものにも代えがたい。
というコメントや、
人といるとストレスがたまる。一人でいるときが一番心穏やかでいられる。
という声もありました。
「一人でいるのが好き」といっても、単に人付き合いを避けたいという話ばかりではありません。
静かな場所そのものを好む人もいれば、誰とも話さず、自分だけの時間を過ごすことを楽しんでいる人もいるようです。
その一方で、同じスレッドには正反対の回答もありました。
知らない人との会話。
知らない人と話すことを避けるどころか、それを楽しみにしている人もいます。
「バス停にいるおばあちゃんみたいに、誰にでも話しかける」という返信までついていました。
人といることが好きか、一人が好きか。
同じ質問でも、答えはずいぶん違いますね。
掃除や皿洗いは「面倒な仕事」ではない?
日常の家事についても、意外な答えが出ています。
たとえば、
掃除。
という短い回答。
別のユーザーは、音楽をかけて家を掃除すると、映画のワンシーンのような気分になり、トイレ掃除まで楽しくなると書いています。
さらに、
皿洗い。
という回答もありました。
別のユーザーは、食器を洗うことについて「みんなが嫌がる理由が分からない」といった反応をしています。
トイレ掃除が好きだという人もいました。
このユーザーは、整理整頓や物を減らす作業は嫌いなのに、浴室の掃除は好きだと説明しています。
掃除が終わった瞬間に、きれいになったことが目に見えて分かるからだそうです。
「家事」という一つの言葉でまとめても、好き嫌いは細かく分かれています。
整理整頓は嫌だけれど掃除は好き。
皿洗いは好き。
洗濯物を畳むのが落ち着く。
歯のフロスも苦にならない。
そんな回答まで出ています。
面倒な作業そのものより、終わった後の状態や、作業中の単調な時間を好んでいる人もいるようです。
「寒いほうが好き」という人たち
気温についても、好みが分かれました。
あるユーザーは、
寒い天気……寒ければ寒いほどいい。
と回答。
どの程度の寒さが好きなのかと聞かれると、
−17℃。
と答えています。
別のユーザーは、暑い地域と寒い地域の両方で暮らした経験を挙げながら、真冬でも外に出るのが好きだと書いています。
厚着をしてヘッドホンをつけ、冬の夜に散歩するのがお気に入りだそうです。
一方で、寒い場所で暮らしてきた別のユーザーは、セーターや暖かい靴下を身につけるのが好きだと話しています。
ただ、「寒さが好き」という答えがあれば、その逆もあります。
暖かく湿った気候が好きだというユーザーは、
肌がひび割れないし、鼻血も出ない。
と理由を説明しています。
別のユーザーも、寒い環境より湿った暑さのほうが元気に感じると書いていました。
気温の好みは、単純に「暑いか寒いか」だけでは決まらないようです。
同じ天候でも、ある人には過ごしやすく、別の人にはつらい。
だからこそ、「みんなが避けるもの」という質問にも、これだけ違う答えが並びます。
雨の日に、あえて外へ出る
雨もその一つです。
あるユーザーは、
雨が降っているとき、わざと傘やレインコートを持たずに家を出る。
と答えています。
雨の中にいること自体が好きなのだそうです。
ほかにも、
雨の日が好き。特に外出の予定がキャンセルされたとき。
という回答があり、
「雨の日は家にいるもの」という考え方とは少し違った楽しみ方をしています。
さらに「雨の中を走る」という回答もありました。
雨は予定を狂わせるものとして扱われがちですが、そこに気分転換のようなものを感じる人もいます。
天気予報で雨マークを見ると憂鬱になる人もいれば、むしろ楽しみにする人もいるわけです。
雪かきや芝刈りまで好き
外で行う作業にも、変わった答えがありました。
雪かき。
これだけを見ると、「好き」というより必要だからやっているようにも思えます。
ところが、同じ意見に賛同する人が続きます。
雪かきだけでなく、
芝刈り。
という回答もありました。
さらに別のユーザーは、外の新鮮な空気を吸いながら体を動かし、「絶対にやらなければならないこと」を終わらせたときの達成感が好きだと説明しています。
作業そのものよりも、
「体を動かす」
「外にいる」
「やるべきことが終わる」
という部分を楽しんでいるのかもしれません。
「人と意見が合わないこと」を楽しむ
もっと変わった回答もあります。
自分と意見が違うことについて話す。
これに対して別のユーザーは、
議論することは楽しいし、勉強にもなる。
と返信。
最初の投稿者は、議論を「頭の体操」のようなものだと表現しています。
意見が合わない相手との会話は、避けたくなる人も少なくありません。
それでも、このスレッドでは「違うからこそ話したい」という考え方が出てきました。
自分の考えを変えるためではなく、相手の考えを知ったり、自分の考えを確かめたりするために話す。
同じ「議論」でも、受け取り方はかなり違います。
一人でレストランへ行く
「一人の時間」に関する回答は、食事にもありました。
一人で食事に行くこと。
別のユーザーは、誰かと一緒に食事をするより、自分一人で好きな店に行くほうが気楽だという趣旨のコメントをしています。
さらに、
一人でレストランで食事すること。
という回答もあり、「一人で食べていると寂しそうに見られるけれど、自分は好きだ」と説明しています。
食事は誰かと一緒にするもの、というイメージがあります。
だからこそ、一人で店に入ること自体を楽しむ人もいるようです。
「仕事が好き」という回答も
質問への回答としては、
仕事。
というものまでありました。
しかも、このユーザーは職場で過ごすことや、就職面接まで嫌いではないと書いています。
なぜ仕事が好きなのかと聞かれると、
目標があること、人から評価されること、お金を得られること、やることがあること、自分の能力を示せること、生活に一定の構造ができることなどを理由として挙げています。
さらに、同僚とのつながりや、実際の仕事内容そのものが楽しいとも説明しています。
仕事というと「できれば休みたいもの」として語られることもありますが、ここでは逆の見方が出ています。
仕事を義務としてではなく、自分の生活に目的やリズムを与えるものとして受け取っているわけですね。
静かな場所なら、墓地まで
静かな場所が好きだという話は、少し変わった場所にもつながっていました。
あるユーザーの回答は、
墓地。
理由は、
静かだから。誰も話していないし、鳥や自然もある。
というものでした。
別のユーザーも墓地に行くことがあると答え、「違った種類の孤独を感じる」と表現しています。
墓地というと、日本ではお墓参りや供養の場所として考えることが多いですが、このコメントでは「静かに過ごせる場所」という側面が前面に出ています。
「一人でいることが好き」という最初の回答とも、少しつながって見えてきます。
こんなものまで「好き」になる
ほかにも、日常の小さな行動が並んでいました。
洗濯物を畳むこと。
書類を整理すること。
ゴミを出すこと。
早起き。
数学。
運動。
プリンの表面にできる膜。
家で作ったバターをそのまま食べること。
アボカド。
ハワイアンピザ。
芽キャベツ。
中には、
ピクルスをペプシに浸して食べる。
という、かなり個人的な食べ方もありました。
こうして並べてみると、「みんなが避けるもの」といっても、必ずしも大多数が嫌っているものだけではないようです。
家事のように「面倒だから避けられるもの」もあれば、寒さや雨のように「苦手な人が多いもの」もある。
そして、本人にとっては好きでも、そもそも他人が避けているとは思っていないものまで含まれています。
質問に対する答えだからこそ、こうした細かな違いもそのまま出てきました。
「みんなが嫌いなもの」を探すというより、
自分だけはなぜか好きなものをみんなで持ち寄る。
そんなスレッドになっていたようです。
(最終更新:2026年9月5日時点)
翻訳元
Reddit「Whats something most people avoid that you secretly enjoy?」


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