日本の平安末期から鎌倉初期にかけて活躍した貴族の日記に記された現象が、後の研究によって実際の出来事だったことが裏付けられたとしてXでちょっとした話題になっていました。
今回は、この話題に対する反応をいくつかご紹介します。
海外の反応
投稿主
1204年、ある日本の歌人が日記に「空が3日間にわたって血のように赤く染まった」と書き残した。
それから800年後、科学者たちが地中に埋もれていた木々を掘り起こして調査したところ、彼が目撃していたのは、現代であれば地球上のすべての人工衛星を焼き尽くしていたであろう、破滅的な太陽嵐であったことが証明された。

日本
君は12世紀の藤原定家の日記の明月記の記述の事を言ってるんだと思う。
ここには1204年2月の低緯度まで及ぶ大規模なオーロラが記録されている。
その他、かに星雲を生んだ超新星爆発の子細な記録が有名。
オオカミ座、カシオペア座の超新星も記録され、天文マニアの貴族として知られる。
アメリカ
その詩人は藤原定家で、その日記は明月記だね。
彼は1204年2月、京都の北の空に、複数の夜にわたって赤い光が見えたと記している。
中国の天文学者たちも同じ現象を記録してたようだ。
*中国の歴史書『宋史』にも、同じ2月21日に太陽に大きな黒点が観測されたという記述があるそうです。
アメリカ
Wikiによると。
仁和寺に所蔵されている『御室相承記』に記録された証言とも一致している。
青森県で発見された木材サンプルの放射性炭素年代測定により、藤原定家が観測したとされる太陽嵐の存在が確認されたみたいだ。
日本
鎌倉時代初期の歌人・藤原定家の日記『明月記』に記録された「赤気」(オーロラの意)の記述。

アメリカ
読めない人用。
現代語訳: 1204年2月21日、晴れ。(中略)燭台に燈をともす頃(日が暮れてから)、北及び東北の方向に赤気が出た。その赤気の根元のほうは月が出たような形で、色は白く明るかった。その筋は遠くに続き、遠くの火事の光のようだった。白気(白いところ)が4、5箇所あり、赤い筋が3、4筋出た。それは雲ではなく、雲間の星座でもないようだ。光が少しも翳ることのないままに、このような白光と赤光とが入り交じっているのは、不思議な上にも不思議なことだ。恐るべきことである。
1204年2月23日、晴れ。風が強い。(中略)燭台に燈をともす頃(日が暮れてから)、北・東北の方向に再び赤気が現れた。それは山の向こうに起きた火事のようだった。重ね重ねとても恐ろしい。
出典元:国立極地研究所
日本
日本人は古代から、僧侶・学者・貴族・役人のみならず、武人・庶民も識字率が高く、日記をつけることが好きな国民性です。
大量に古い「無意味」な文書が出てきます。
その中に時折、歴史のタイムカプセルが埋もれています
今のTwitterも日本人向きです。
日本
永久に残る墨と紙と違って、Twitterはやがて消えるから日本人向きかどうかは…。
アメリカ
すごいな、全部中国語だ。
海外の反応さん
これって本当に日本語なの?
全部中国の漢字みたいな文字で、日本語の文字が一つもないんだけど。
日本
この時代の日本人の男は漢文を使っていました。
海外の反応さん
なんで自分たちの言語を使わなかったんだ?
日本
西洋におけるラテン語のようなものですよ。
近代になる前のヨーロッパの知識人たちは、イギリス人でもフランス人でもドイツ人でもラテン語を使用していたでしょ。英語やフランス語やドイツ語があるにも関わらず。
日本独自の平仮名もあったのですが、漢語のほうが上等な言葉と思われていたのです。
日本
東アジアのアルファベットみたいなもんだったんだよ。
ただ、そのままだと使いにくいから、それぞれ自分の国用の文字を作ったりアレンジをして今になるんだ。
中国
中国人は原文を翻訳なしで全文理解できるのに、逆に日本の人は分からなくなってるみたいだね。
日本
君たちはこれを中国語として読めるということかい?
それともすべて漢字なので理解することは可能だという意味かい?
中国
自分は画像の中の文字は全部読めるし、意味も理解できるよ。
中国?
読めるっちゃ読めるな。
全部漢字だからね。
でも、今の日本の人たちはそのままスラスラ理解できるのかな?
日本
楷書なので比較的読みやすいですね。
江戸時代の青蓮院流の崩し字になると現代人が読むのはほぼ不可能です。
中国?
草書(速く書くために崩した書体)は判読しづらくて、専門的に学ぶ必要があるからね。
実際、現代中国の簡体字の字形の多くは草書から発展したものだと聞いたことがあるし、日本のカタカナもそういう経緯だって聞いてる。
ちなみに、文中の「天晴夜霜如雪」という一節は、いかにも唐風の趣がある表現だよ。

インド
自然はいつも証拠を残してくれるね。
木の年輪と13世紀の手記が完全に一致して、巨大な太陽活動の証明になってるのは本当に凄いことだ。
アメリカ
うん、その通りだ。
アメリカ
太陽フレアや超巨大火山って、いつか本気で文明のかなりの部分を吹き飛ばす可能性がある潜在的な脅威だ。
その時になったら、地球温暖化(まあ今それをそう呼ぶ人もいないけど)が比較にならないくらい小さく感じられるだろうな。
アメリカ
そして、また起きるんだ。
歴史のいいところは、何が起きるか分かってるってことだ。
アメリカ
最近かなり大きい太陽嵐があったけど、人工衛星もほとんど軽く影響受けただけで済んでるのを見ると、そこまで脆弱なのかはちょっと疑わしくなってきたね。
カナダ
こういう太陽嵐は、一生のうちに経験するどんな嵐よりも爆発的に強力になる可能性がある。
どれだけ最高レベルの対策を施した人工衛星やコンピュータシステムでも、まったく通用しなくなるかもしれないよ。
アメリカ
興味深い投稿をありがとう!
以上、800年前の日本の歌人の日記に記された記録が海外で話題にへの反応でした。
何が書いてあるのか全く読めない…。
変体漢文に精通してなくても現代中国語に堪能な人は読めたりするのかな。
数百年という長い時を経てもなお、こうした記録が今に伝わり、さらに後の研究によって実際の出来事と結びついていると思うとロマンを感じますね。
翻訳元:X(@Rainmaker1973)/ In 1204, a Japanese poet wrote in his diary that the sky turned blood red…
関連記事

コメント
てことは当時打ち上げられていた人工衛星はその時に全て消滅したのか!
この規模の太陽嵐って一定の周期で起こるんじゃなかったっけ