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侍ミームから始まる、侍にまつわるフィクションと実際の侍のギャップが話題に(海外の反応)

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海外掲示板の歴史を題材にしたミームを投稿するコミュニティにて、海外の歴史好きが「現代文化における侍」と「戦国時代の実際の侍」のギャップを描いた画像を投稿したところ、ちょっとした話題に。

今回は、その反応をいくつかご紹介します。

海外の反応

海外の反応さん

現代文化における侍 vs 実際の侍

このミームは何度も作られてるけど、ここでは自分の視点から見て興味深いと思う補足をいくつか加えるよ。

まず1543年、ポルトガルの商人たちが火縄銃(種子島)を日本に伝えた。

日本の人たちはこの技術を驚くほど早く再現した。
およそ10年以内には、国内の生産拠点で火器が製造されるようになっていた。

戦国時代(1467~1600年)の終わりまでには、日本には20万~50万挺ほどの火器があったと推定されているそうだ。

ポルトガル人(そして他のヨーロッパ人)も、南蛮貿易を通じて多くの物品や技術、食べ物、思想などを日本に持ち込んだ。

代表的なものとしては、キリスト教、ヨーロッパ式の船、甲冑、ワイン、地図製作などがある。

描かれているケーキは「カステラ(Kasutera)」と呼ばれるもの。
現在では日本で非常に人気があり、日本文化の一部にもなっているけど、そのルーツはポルトガルの「パン・デ・カステーラ(pão de Castela)」にある。

ちなみにポルトガル人の船乗りが「日本人がキリスト教に改宗するなら銃を売る」と言っている部分は、ちょっと誇張気味だね。

image by PwandaLaNoble
Samurai in modern culture vs real life
by u/PwandaLaNoble in HistoryMemes

海外の反応さん

その時代に50万丁の銃があるのはかなりすごいね。

海外の反応さん

ヨーロッパの軍隊の場合、50万丁の銃を揃えるのは、17世紀後半から18世紀初頭にかけてフリントロック式マスケット銃と戦列歩兵が導入されるまで無理だったかも。

海外の反応さん

たぶん人口の差じゃないかな。

海外の反応さん

戦国時代だったんだから、小さな国々がそれぞれ自分たちの銃を持っていて、それを最後に全部まとめて数えたようなものじゃないの?

内戦と分裂の時代だったし。

海外の反応さん

まさにその通りで、それでも当時の日本は世界のどの地域よりも人口あたりの銃の数が多かった。

海外の反応さん

実際の生産数について直接言えるほどの資料は持ってないけど、これはどうも何度も繰り返し語られてる数字の一つみたいだね。

その主張自体はいろんなところで見かけるんだけど、引用元として挙げられてるのは『ノエル・ペリンの本』くらいしか見つからない。

軍隊における比率で見ると、ヨーロッパのほうが明らかに日本を上回っていた。
1500年代半ば、つまりポルトガルの商人たちが日本で火器を売り始めた頃には、歩兵のうち火器を持っている兵士の割合はすでにかなり高かった。

たとえばフランス軍とヴェネツィア軍では30%だった。

16世紀後半になると、ヨーロッパ各国の軍隊で50%を超えるようになっていた。
そして17世紀半ばの三十年戦争が終わる頃には、3分の2以上に達していた。

一方、日本でこの時代の銃の使用例として最も有名なものの一つが長篠の戦いで、1575年に織田軍は3万8000人の兵力のうち3000人に銃を持たせていた。

つまり10%未満で、この時期のヨーロッパでは3分の1から2分の1ほどだった。

この時代の終わり頃に行われた朝鮮への侵攻軍では、火器を持つ兵士は全体の20~25%ほどだった(補給部隊なども含めた総兵力は約16万人)。

数十万挺もの火器があったというなら、その大半を使わなかったというのは、どうにも不思議に思えるね。

※ノエル・ペリンはアメリカの作家で、50万挺もの銃が日本に存在したとする記述がある『鉄砲を捨てた日本人』の著者です。ちなみに、16世紀における世界各国の具体的な銃保有数を正確に統計・比較することは難しく、こうした数字には推定が含まれるため、単純に比較することはできないようです。

海外の反応さん

日本人は火器を使った武術も発展させていて、「砲術」という一つの武術体系にまで発展している。

海外の反応さん

日本人は本当に火薬を作るのが得意だったの?
それとも、もともと作ってたんだろうか?

海外の反応さん

中国ではヨーロッパよりずっと前から火薬が使われていたんだから、周辺国でもかなり早い時期から火薬が使われていたと考えるのが、まあ自然だよね。

海外の反応さん

歴史よりもケーキのほうが気になる…。
なぜなら、俺はパン職人だからね。

あと、こいつドーナツを13個くらい一気に食べられそうな見た目をしてるな。

海外の反応さん

同じく!ということで、気になって調べた。
なるほど、スポンジケーキなんだな。

ポルトガル語では「カステラ(Castella)」、日本語では「カステラ(Kasutera)」っていう。
日本では水あめを加えて甘くしているみたいだ。

海外の反応さん

余談だけど、天ぷらも同じ時期にポルトガル料理の「ペイシーニョス・ダ・オルタ(peixinhos da horta)」から伝わったもの。

海外の反応さん

ポルトガル料理兼マカオ料理の店で、小さな揚げた野菜と魚の料理を食べたことがあるけど、すごく美味しかったなぁ。

海外の反応さん

現在、日本語で使われている言葉の中には、ポルトガル語が由来になっているものがたくさんあるぞ!

パン(pão/bread)、ベランダ(varanda/balcony)、ボーロ(bolo/cake)なんかがそうだね。

それに、今では英語由来の言葉に置き換わっているけど、その前にはポルトガル語から入ってきた言葉が使われていたものもある。

海外の反応さん

意外だけど、ロシア語から入ってきた借用語もいくつかある。
例えばイクラ(ikra)とか。

海外の反応さん

武士道における「名誉」の部分は、そのほとんどが戦国時代から何十年、あるいは何百年も後に生きた作家たちによって作られ、称賛されたものだよ。

当時の侍たちは何よりもまず勝つことを重視していて、その後で名誉だの何だのを考えてた。

海外の反応さん

優先順位をつけるなら、戦国時代の侍が気にしていたのはこんな感じかな。

  1. 殺されないこと
  2. 大きなケガをしないこと
  3. しっかり稼ぐこと

名誉の話の大部分は、3番目に関係していた。
忠実で信頼できる人物だと思われることは、雇い主になり得る相手から評価された。

実際、裏切りはかなり頻繁にあったし、信頼できる人物だと思われているほど、裏切る際に得られる報酬も高くなった。

それに戦いで派手に活躍して良いところを見せることも、稼ぎにつながったんだ。

海外の反応さん

誇張されすぎているという点には同意するけど、名誉や忠誠心が実際に行動の動機になっていた例もある。

最も有名なのは『赤穂浪士』の話だな。

※赤穂浪士とは、1701年に主君・浅野内匠頭が江戸城内で吉良上野介に斬りつけた事件をきっかけに、浅野家の元家臣47人が吉良邸に討ち入りした「赤穂事件」の浪士たちのことです。主君への忠義や名誉の象徴として後世に語り継がれ、「忠臣蔵」として現在でも広く知られています。

海外の反応さん

ヨーロッパの騎士も同じだよ。

騎士道っていうものはロマンチックに美化されてるし、確かにある程度は実際に存在した。
しかし、実際の戦場で泥まみれになって戦っているときは、殺すか殺されるかだ。

どれだけ騎士道精神にあふれた人でも、もちろん殺されるのが嫌なのは当然だけどね。

海外の反応さん

「武士道」における「名誉」の部分は、そのほとんどが戦国時代から何十年、あるいは何百年も後に生きた作家たちによって作られ、称賛されたものだよ。

誰だったか思い出そうとしてるんだけど、侍が活躍していた時代の最盛期に、侍としての日々や冒険を「絵日記」に残していた侍がいたんだ。

なにが言いたいかというと、人によって違ったし、どれだけ自分を偉いと思っていたかにもよる。
名門出身のやたら気取った侍なら、名誉だの何だのを重視していたかもしれない。

でも、その作者自身の回想や記述のほとんどは、仕事を仕事としてこなして、戦えと言われたら戦うという感じだった。

それに仕事がないときは街中で酔っ払ったり、他の侍たちとふざけたり、女性と遊んだりしていた。

要するに、現代の軍人と何も変わらないってことだな。

※調べてみましたが、誰のことなのか分かりませんでした…。時代は違いますが、もしかしたら、幕末の忍藩の下級武士・尾崎石城が日々の暮らしぶりを絵日記で記した『石城日記』のことかもしれません。

海外の反応さん

必要とあらば、侍の誰かが改宗していただろうな。
それで銃を手に入れるために必要なことだけ済ませたら、それ以上は気にしなかっただろう。

日本に仏教が伝わったときの面白い話もある。

当時の指導者たちは新しい宗教が入ってくること自体は特に問題視せず、何か悪いことが起きないか確かめるために、ある侍に仏教徒になるよう命じたという話だ。

侍についての後世のイメージを脇に置いてみると、侍は歴史上でもっとも抜け目がなく、現実的な貴族階級だったんじゃないかと思う。

みんなが聞きたいことを言うのには何の抵抗もない一方で、その間ずっと、自分たちがやっても許されることは何でもやっていた。

だからこそ、ロマンを感じさせる歴史になるんだ。

【関連記事】海外「日本では不老不死になるよ」西洋と東アジアで“人魚”の扱いが違うらしいと話題に(海外の反応)


以上、侍ミームから始まる、侍にまつわるフィクションと実際の侍のギャップが話題にへの反応でした。

歴史上では名誉を重んじる場面も当然ありますが、海外の歴史好きにはもう少し実利的に映っているようでした。

侍といえば武士道や名誉を思い浮かべがちですが、実際には想像する以上に、現実的な一面もあったのかもしれませんね。

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