歴史好きや考古学ファンの間でたまに話題になる「兵馬俑」。約2200年前に作られたこの兵馬俑が、かつて鮮やかな色彩で彩られていたって知ってましたか?
まだ、当時の色を保ったままの発掘直後の兵馬俑の写真を見つけたので、その反応を今回はご紹介します。
海外の反応
兵馬俑
兵馬俑(へいばよう)は、古代中国で死者を埋葬する際に副葬された俑のうち、兵士及び馬をかたどったもの。狭義には陝西省西安市臨潼区の秦始皇帝陵兵馬俑坑出土のものを指す。同地は中国の5A級観光地(2007年認定)である[1]。
概要
古代中国の俑は死者の墓に副葬される明器(冥器)の一種であり、被葬者の死後の霊魂の「生活」のために製作された。春秋戦国時代には殉葬の習慣が廃れて、人馬や家屋や生活用具をかたどった俑が埋納されるようになり、華北では主として陶俑が、湖北湖南の楚墓ではとくに木俑が作られた。兵馬俑は戦国期の陶俑から発展したものだが、秦代の始皇帝陵兵馬俑においてその造形と規模は極点に達する。漢代以降も兵馬俑は作られたが、その形状はより小型化し、意匠も単純化されたものとなった。
出典:Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%B5%E9%A6%AC%E4%BF%91
投稿者
1974年に撮影された、発掘されたばかりの2000年前の兵馬俑。
劣化が進む前の、元の色がまだハッキリ残っている。

海外の反応さん
ほとんど生きてるみたいに見える。
海外の反応さん
左上の象は生きてる人の顔にしか見えないんだけど。
海外の反応さん
なんか、部屋に入ったらこいつらが集まって草吸ってたみたいな雰囲気があるな。
海外の反応さん
仕事サボってスマホいじってるところを見つかってしまったんだな。
海外の反応さん
マジで、色がついてたなんて全然知らなかったよ。
当時はどんな光景だったんだろ。
海外の反応さん
この像って粘土っぽい茶色じゃなかった?
なんでそんなに速く色が消えちゃったんだろ。
海外の反応さん
今は茶色っぽく見えるのは、元のカラフルな色がはがれて、中の素焼きの粘土が見えてるから。
研究者によると、使われていた顔料はすごく脆くて、発掘場所の乾燥した環境だと、粘土が色を支えきれなくなって、数分で彩色された層がボロボロに剥がれてしまうらしい。
海外の反応さん
何千年も湿った状態で閉じ込められてて、急に空気にさらされたんだよね。確か、全部色が剥がれ落ちるまで数分しかかからなかったはず。
海外の反応さん
今では、塗装が少しでも残ってるのはたった一体だけらしい。
現地にあるガラスケースの中に展示されてて、何年か前に行ったときに実際に見たよ。
海外の反応さん
実は、まだ発掘されてないのが5000体くらい残ってるみたいだよ。
全体ではおよそ7000体あるって推定されてるけど、掘り出すとすぐに劣化しちゃうから、それ以上の発掘はストップしてるようだね。
海外の反応さん
中国の文化遺産部門が秦始皇の実際の墓を開けない理由はちゃんとがあるよ。
少なくとも技術が十分に進むまでは開けられないんだよ。
墓の中にある貴重な遺物の塗装が、一気に剥がれ落ちてしまう恐れがずっと残っているから。
海外の反応さん
“発掘の際、漆の層は兵馬俑にはほとんど付着せず、土のほうにくっついてしまった。
仮に漆の層が無傷のまま掘り出せたとしても、西安の乾燥した空気にさらされると、わずか15秒で漆の層が縮んで反り返り、約4分後には2200年の歴史を持つ鮮やかな漆の層が剥がれ落ちてしまうという。“(出典:True Colors of Terracotta Warriors)
*引用のみの返信コメントだったため、翻訳だけしてそのまま載せてます。
海外の反応さん
俺は絶対に生きてる間にあの墓が開けられるのを見たいんだよ。
見られなかったら、幽霊になって墓を守って、考古学者たちを怖がらせてやる。
海外の反応さん
本当に信じられないのが、あれが全部それぞれ別の像だったっていうね。
海外の反応さん
ほんとにね。実際、像の身長のばらつきを調べることで、兵士の最低身長基準もあって、秦の時代の男たちの平均身長を推定できるんだって。
ちゃんと期待される分布が見られるらしいよ。
海外の反応さん
すごいのは、全部同じ顔じゃなくて、一体一体ちゃんと違う顔つきをしてるところだよな。
海外の反応さん
そう、実際にいた人たちをモデルにして作られた像なんだ。
海外の反応さん
全軍が色鮮やかに塗られてたなんて、ほんとに度肝を抜かれたに違いない。
まるで本物の兵士そのものみたいだったんだろう。
海外の反応さん
もともとの狙いって、遠くから見たときに軍隊って思わせるためだったんじゃなかったっけ?
色がないとピンとこなかったけど、今なら納得できるわ。
海外の反応さん
いや、実戦用じゃなくて、あれは始皇帝の死後の世界を守るために作られたもの。
来世でも軍隊を従えてるってわけ。
海外の反応さん
死後のためにあんなに大掛かりなことやらせるなんて、めっちゃ自己顕示欲強かったんだな。
海外の反応さん
とはいえ、彼は紀元前221年に中国を初めて統一した初代皇帝で、戦国時代を制し、言葉や重さや長さの基準までまとめ上げた人物だからね。
だからこそ、あれだけの規模のものを残そうとしたのも納得できるさ。
海外の反応さん
道路整備もやってたしな。
もっと彼についての正しい知識が広まってほしいよ。
しっかりした映画で描かれたらぜひ見たいね。
海外の反応さん
完成した翌日は、全てが鮮明で本当にすごかっただろうし、恐ろしく見えたに違いない。
何百年も経った今でもこんなにリアルなんだから、当時の人たちが皇帝と一緒に来世へ向かうと信じてたのも納得だ。
海外の反応さん
すごい考古学の現場だね。これまで掘り出されたのは外側の部分だけ。
実際の中心の墓室には、埋葬された王の時代の中国の地形図が浮き彫りであって、川や湖、海の部分には水の代わりに水銀が使われてるって言われてる。
海外の反応さん
もし現地に行けるなら、マジで最高だから絶対オススメだよ。
あの規模感にはほんとに圧倒されるから。
海外の反応さん
西安に行って実際に見たことがあるけど、本当に魅力的だったよ。
海外の反応さん
俺も行ったことあるよ。あのスケール感は本当に圧巻だよな。
まだ掘り出されてない場所もあって、顔料が30分とかそれ以上持つように保存方法を模索してるみたいだね。
海外の反応さん
めっちゃ厳重に管理されてて、アクセスもかなり難しいんだよな。
どこかの動画で見たけど、墓の周りには建物が建てられていて、厳しい警備のもと観光客の立ち入りも制限されてる。
海外の反応さん
チケットを買えば中を見学できるけど、像には近づけないね。
海外の反応さん
全然アクセスは難しくないよ。観光用にしっかり整備されてて、料金を払えば入れる。
俺も2010年に行ったけど、建物内はほとんど貸し切り状態で、あんな広い場所なのにすごく静かで不気味な雰囲気だったのを覚えてる。
海外の反応さん
歴史に残る多くの遺物(兵馬俑とか古代エジプトの建築物、古代ローマの彫像なんか)は、実は鮮やかに彩られていたんだよね。
でも兵馬俑みたいに、時間や環境にさらされて色が失われてしまった。
今は真っ白や茶色く見える歴史的な遺物が、もともとは鮮やかに彩られてたって知るたびに、魅了されてしまうよ。
以上、海外「色が塗られてたの!?」発掘直後の彩色された兵馬俑の反応でした。
翻訳元のスレッドは少し前のもので、訳すか迷ったのですが、個人的に興味ありすぎて翻訳してみました。
いつか生きているうちに、あの墓の全貌が明らかになる日が来てほしいと願っています!
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