もし永遠に、もしくは何百年も生きられるとしたら、あなたはどうしますか?
ある掲示板で、寿命を延ばす方法を調べている友人の話をきっかけに、「限られた人生で十分か、それとも永遠に生きたいか」というテーマで議論が盛り上がっていました。
今回は、そのスレッドから印象的だった海外の反応をいくつか紹介します。
海外の反応
翻訳元:Reddit
スレッド主
ある友人が寿命を延ばすことについて調べたことや、寿命に関する最新の科学について話してくれてました。
その話の中で、永遠に、あるいは何百年、何千年も生きられたらいいのにと言っていました。
でも、私はそういう考えが嫌いで、自分に与えられた限られた時間で十分だと思っています。
あなたは私と同じ考えですか?それとも友人のように思いますか?
なぜそう思ったか理由も教えて下さい。
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もっと時間があったらいいのになって思います。
数百年くらい生きられたら素敵だし、できれば千年でも。
もちろん、そのあいだずっと若いままでいられるならですけどね。
この人生では、経験できないことが本当にたくさんあって、それがすごくもったいなくて、つらいんです。
色んな人生の選択肢を諦めるのって、本当に苦しい。
いくつもの楽器を極めて、偉大なアーティストにもなって、数学や化学、生物学も学んで……まだまだ他にもたくさんやりたいことがある。
でも、ひとつの人生じゃ、できることにも限りがあって、
何か一つにすべてを捧げるか、広く浅く色々やるかしかない。
私は「全部の道の達人」になりたいんです 🙂
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↑私も同じ考えです。
ただし、私の愛する人も生きていればだけど。
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↑同感です。
何百年も生きられたらいいなと思います。
時間もお金もなくてなかなかできないから、生きて人生のあらゆる側面を探求したい。
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永遠に生きられたらいいなと思う。
見るべきもの、学ぶべきもの、経験すべきことがたくさんある。
でも、残りの人生については現実的に考えてるよ。
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もし老化か止められるのなら生きたい。
何世紀も経って自分の人生がどう変わっていくのかを見てみたいんだ。
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ずっと働かなくてもいいなら生き続けたいね。
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↑これが答えだ!
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私は永遠に生き続けたいとは思わないけど、私たちの前に現れたすべての生命を見ることができたらなどんなに素晴らしいかと考えちゃう。
過去の動物たちを実際に見られたら…って想像してみてよ。
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↑昔の世界は、きっと信じられないほど生命にあふれていたんだろうな!
そんなことをよく考えるんだ……。
でも同時に、何が何だか分からない中で、ただ生き延びることに必死だった時代って、
すごく怖かったんじゃないかとも思う。
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ずっと生き続けたいとは思わない。
でも、76歳の今は、まだ終わりにしたくないんです。
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↑せっかくここまで来たんだし、もういけるとこまで行くしかないでしょ!
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↑↑健康には恵まれていて、週に20〜30マイル走ってるし、一緒に走っている40代の人たちの半分くらいにはまだついていけるんですよ。
素晴らしい妻と孫たちもいて、今のところ人生を手放す理由はどこにもありません。
でも、この年齢になると、何かが急に悪くなることもあるんです。
それまでは、人生を楽しみ続けるつもりです。
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もし体が老化し続けないとしたら、50年の延命を与えられて、そのあと自分から死を選ぶ人なんてそういないと思う。
しかも、その“延長戦”が終わるたびに『もっと生きたい?』って聞かれたら、大半の人は永遠に生きたいって思うんじゃないかな。
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↑でも、永遠に働き続けるのは嫌だな。
いずれ年金とかも尽きちゃうだろうし。
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不死なんて不可能で、ただの空想だよ。
本当に医学が目指してるのは“不老”ってやつ。
老化による細胞の劣化を防いで、病気や臓器の機能不全による死をなくすこと(もちろん、ピアノが頭上から落ちてきたら話は別だけどね)。
ただ、寿命が極端に長くなった時に、人の“心”にどんな影響があるかは誰にもわからない。
あくまで認知面の話であって、脳の物理的な変化じゃなくてね。
でも、正直言って、不老になれたら嬉しい。
必要なだけ生きられるってことだし、望めばいつでも終わらせることもできる。
人生って、それくらい可能性に満ちてると思うから。
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↑もし君がベニクラゲなら、不老不死は技術的には可能なはずだ。
*ベニクラゲとは
死にそうになると子どもに戻って若返る特殊なクラゲ。このサイクルを繰り返すことで、理論上は不老不死とされる。
wikiはこちらから
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↑↑いつかは海が沸騰し、すべての星が燃えなくなり、体内の陽子は崩壊し、死が訪れる。
ベニクラゲは不老不死ではなく、不老なだけだけだよ。
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無理無理。
もし本当に永遠に生きるとしたら、何千年も洞窟に閉じ込められて正気を失ったり、やがて太陽が地球を飲み込んで、今度は何百万年も太陽の中で過ごす羽目になって、それが爆発したら今度は宇宙の真空の中を永遠に漂うことになるんだよ……。
でも、“不老”って意味での長寿の話ならアリかな。
だって今の寿命じゃ、積んでる本も映画もゲームも絶対に全部消化できないもん。
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↑その通り。
もし“不老不死で、老いない・死なない・どんな手段でも殺せない”みたいな意味での“不死”の話なら絶対に嫌だね。
10〜15年ごとに引っ越して名前も変えて、正体を隠して生きていかなきゃいけないし、戦争や争いにも全部付き合わされる。
生き続けるには働いて生活費も稼がないといけない。
いくら不死でも、住む場所や娯楽、最低限の快適さは必要だし。
で、それはまだマシなほう。
何十億年も先、太陽が爆発して死んだあと、自分は死ねずに宇宙空間を漂い続けることになる。
凍えながら、酸欠で苦しみながら、でも死ぬことはできない。
もしかしたら星に落ちて、永遠に焼かれ続けるかもしれない。
それでも意識はあって、状況も全部理解できていて、でもどうすることもできずに、ただ永遠にそのまま……。
想像するだけでも絶対に無理だね。
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うーん、永遠に働き続けなきゃいけないのも、親しい人たちみんなより長生きするのも、あんまり意味を感じないな。
無限に生きることで、大切な関係が普通のように深まらなくなってしまったら、きっと心が麻痺して中身のない人間になってしまいそう。
たとえ見た目や健康状態を好きに選べたとしても、不老不死は今ここにある人生の“良いもの”を全部見送ってしまうことになるから、すべてが嫌になると思う。
例えば300年後に生きていて、自分の好きだった音楽ジャンルが全部なくなってて、未来の音楽を嫌いになってしまうみたいな。
今の文化の細かい部分を全部乗り越えて、500年かけて進化した新しい文化の中に生きると想像してみて。今好きだったものは何一つ残ってない。
そんなの嫌だよ。もちろん未来が楽しめる可能性もあるけど、お年寄りが“昔は良かった”って言う気持ちもなんとなくわかる気がする。
“良い新しい時代”よりも、“良い昔”を懐かしむのは、自分の好きだった文化が死んでしまって、自分だけがそれを覚えている存在だからなんだろうね。
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人類が欲やくだらないことじゃなくて、ほんとうに人類全体のために努力するような、そんな良い世界になるのを見届けられるくらいには長生きしたいな。
もしそれが無理なら、せめて自分のペットたちが平和に楽しく一生を過ごせるくらいまでは生きていたい。
もうちょっとだけ長く生きて、アラスカを1ヶ月くらいかけてハイキングしてもいいかも。
最後は焚き火のそばで『指輪物語』を読み返して酔っぱらって寝てたら、ホッキョクグマに食べられる……そんな最期も悪くないんだ。
以上、「永遠に生きるのなんて嫌だけどみんなはどう思う?」に対する海外の反応でした。
読んでいると、永遠は嫌だけど長く生きたいという意見が多かったですね。
載せてはいませんが、ちょっとヘビーなコメントもあって考えさせられる反応でした。
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