10月から実写映画が公開され、10月25日には実写化を記念して地上波でもアニメ映画版が公開された「秒速5センチメートル」。
日本でも根強い人気を誇る新海誠監督の代表作のひとつですが、海外でも公開から17年経った今でも多くの人から愛される作品となっているようです。
今回は、アニメ映画版「秒速5センチメートル」を観た海外のアニメ・映画ファンからの反応をいくつかご紹介します。
海外の反応
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「秒速5センチメートル」の自分の感想。
本当に美しい物語で、甘く切ない結末だ。
すべての恋がハッピーエンドになるわけではないというテーマが描かれていて、アニメーションも素晴らしかった。
第3章はもう少し尺が欲しかったかなと思うけど、それでも十分だ。
主人公とヒロインが一緒になれなかったのは悲しかったけれど、実際の生活でも人はあまり連絡を取り合えないことがあるし、人生を前に進めなければならないんだなと感じたよ。
自分は第2章が特に美しかったと思う。
サブヒロインが将来どうなったのか気になるけど、誰かに愛されていることを願ってる。
ラストの音楽も完璧なアニメ映画だった。

海外の反応さん
この映画は本当に胸が痛い。
考えただけでも悲しくなるよ…。
海外の反応さん
この映画は、俺にとってはアニメ版の「インターステラー」みたいな感じだったな。
海外の反応さん
大好きだ!
最後の曲とエンディングは完璧だった!
海外の反応さん
ラストの曲が本当に美しいよね…。
海外の反応さん
自分は、あのラストで心の奥底までズタズタにされたわ…。
海外の反応さん
ロマンチックな友人たちと観たけど、友情を疑われたよ 😂🤣
個人的にはこういう結末でも構わない。
誰もがハッピーエンドを迎えるわけではない。
ハッピーエンドを望むなら、他にもたくさん映画はあるしね。
海外の反応さん
「君の名は。」の完全な逆って感じの映画だよね。
君の名は。は夢の恋に出会えると信じさせてくれる。
秒速5センチメートルは現実に引き戻す感じで、首元つかまれて現実に叩きつけられるような映画だったよ。
海外の反応さん
「君の名は。」もいい映画で大好きだけど…、「秒速5センチメートル」は心の特別な場所にある作品で、忘れられない。
観る人に伝えようとする感情が、自分の中ですごく響くんだ。
個人的には人生の教訓のような映画だと思ってる。
誰もが一度は「秒速5センチメートル」を観るべきだと思う。
海外の反応さん
「秒速5センチメートル」を「君の名は。」よりだいぶ前に観たな。
あの頃は新海作品だって知らなかったけど、観た後に他の作品も探してみたんだ。
「あの映画、あまり理解できなかったやつも、この伝説の監督の作品だったのか」って。
大人になってから思うに、「秒速5センチメートル」は新海作品の中でも過小評価されてるよ。
海外の反応さん
彼が「運命に翻弄される恋人たち」を描いていた時期の作品だね。
後にハッピーエンドも書くようになったけど、「秒速5センチメートル」は自分に強い印象を残した。
過去を追いかけるな、という教訓をね。
海外の反応さん
それを理解するのに結構時間がかかったよ。
だからこそ、この映画が好きだったのかもしれない。
「カウボーイビバップ」のメッセージと同じだ。
過去を追いかけている限り、今ここで生きることはできないってね。
海外の反応さん
これ観たとき、2日連続で「君の膵臓をたべたい」とこれを観てしまった💀
(悲しすぎて)この映画の女の子たちはガチで嫌いだ…。

海外の反応さん
私の好きなアニメ映画で、人生で2番目に好きな映画だ。
もし興味があれば、マンガや小説版も読んでみてほしいな。
追加の内容があって、特に眼鏡の女の子の話では、最後の高木(?)の苦悩についてもう少し詳しく描かれてたりする。
それと、高木の青春時代にも少し光が当たってるよ。

海外の反応さん
この映画は本当に良いよ。
心が痛むけど現実的なんだよね。
恋愛がハッピーエンドで終わることばかりじゃないって感じで。
海外の反応さん
ハッピーエンドがないのが現実的でよかったよ。
人生って、うまくいかないことの方が多いし。
中学から大学、そして社会人になるまでを描いているのに、「若すぎる」と言う人もいるけど、むしろ年を重ねた人ほどこの作品の比喩を理解できると思う。
海外の反応さん
初めて吹き替え版で観たんだけど最高だったぞ。
一つ一つのセリフで鳥肌立ったわ。
字幕版より好きかもって思ったくらいだ。
まぁ当時の自分の年齢とかもあるかもしれないけど、とにかくあの感覚は格別だった。
海外の反応さん
多くの人がこの映画に共鳴したのは、「誰もが経験するけれど言葉にできなかった初恋」を描いているからだと思う。
外的な理由(風など)や、内面的な勇気の欠如で気持ちを伝えられない。
それは自分たちにもあったはずだよ。
二人の心の距離が1秒間に5センチの速さで離れていくという比喩が美しくも痛い。
海外の反応さん
ネタバレなしで質問したいんだけど、これって涙を誘う作品?
海外の反応さん
いいや。
心を打つ作品だ。
海外の反応さん
このアニメで、私のルームメイトの一人がアニメにハマった。
彼は特にオタクやマンガ好きではなかったけど、初恋の切なさがまさに彼の心を強く打ったみたいだ。
海外の反応さん
前にここのコミュニティーで誰かが書いたコメントにすごく共感したよ。
「人生は前に進むもので、行動しなかった人たちは置き去りにされる。」
これって俺にとっても身近な話だし、多くの人も同じだろうな。
以上、海外「心が痛む…」アニメ映画、秒速5センチメートルを観た海外映画ファンの反応でした。
17年経ってもなお、国や世代を越えて共感を呼ぶ名作として、多くの人の心に残り続けているようですね。
自分も初めて観たときは、しばらく心のモヤモヤが消えずに大変でした。
新海誠不朽の名作アニメーション「秒速5センチメートル」が実写映画化! 2008年。東京で働く貴樹は、人と深く関わらず、閉じた日々を送っていた。30歳を前にして、貴樹は自分の一部が、遠い時間に取り残されたままだと気づきはじめる。そんな時にふと胸に浮かぶのは、色褪せない風景と、小学生の頃に出会い、心を通わせた明里との約束の日の予感だったーー。18年という時を、異なる速さで歩んだ二人が、ひとつの記憶の場所へと向かっていく。脚本家が自ら執筆した、劇場用実写映画の小説版!
翻訳元:My thoughts on 5 cm per second / Just watched 5 cm per second. Spoilers

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