楽天や価格.comのような、日本ではおなじみの“情報量が多いウェブサイト“について掘り下げたJapan Timesの記事が、海外掲示板の日本好きが集まるコミュニティでちょっとした話題になっていました。
Why Japan’s internet looks weird — unless you live here
byu/frozenpandaman injapan
今回は、そこに寄せられた反応をいくつかご紹介します。
海外の反応
投稿者
かなり網羅的な記事だと思う。
この手の話題を扱った他の記事ではあまり触れられてなかった部分にも踏み込んでるしね。
見た目の情報量が多いって話だけじゃなくて、文章より画像を使う傾向とか、日本語の混合表記、商品デザインやテレビCM、看板全般の話まで出てくる。
それに加えて、CJKフォントやUnicodeの技術的な要件にも触れてて、そこまで話が広がるのは正直すごいなって思ったよ。
以下、JapanTimesの記事要約です。
- 日本のウェブサイトは、海外と比べて情報量が非常に多く、見た目が密集しがち。
- 余白よりも「情報を多く載せること」が安心・信頼につながるという文化的価値観がある。
- 日本語は複数の文字体系(漢字・ひらがな・カタカナ・英字)を使うため、視覚的に情報が多く見える。
- 文字を画像化するなどの手法が使われ、可読性や翻訳・アクセシビリティに影響することがある。
- テレビCMや街の看板など、日本の広告・視覚文化全体が「賑やか」なのがウェブにも反映されている。
- 大企業サイトでは、リスク回避で要素を削らず足していく結果、ページが複雑化しやすい。
- こうしたデザインは日本の利用者には実用的だが、海外の人には「奇妙」に見えることがある。
海外の反応さん
インターネット以前から、すでにそうだったんだけどね…。
- 字幕、ニュースの帯、画面上のデジタル演出、バナー、スナイプで埋め尽くされたテレビ番組。
- 写真が多用されたり、大量の文字で構成された電車内の印刷広告。
- あらゆるスペースが使われているチラシ、配布物、パンフレット。
オンラインの世界も、結局それと変わらないってこと。
海外の反応さん
日本は、ネットが広まる前から情報量の多い表現に慣れていたからね。
海外の反応さん
日本に住んだことがない身としては、日本について正反対のことが同時に成り立ってるのが皮肉で面白いと思う。
日本のインターネットはめちゃくちゃマキシマリストなのに、一方で禅庭園とか、手の込んだ茶道、最近だとミニマルな文化の象徴みたいに語られる近藤麻理恵のメソッドとかを世界に輸出してきた国でもある。
アメリカ
字幕、ニュースの帯、画面上のデジタル演出、バナー、スナイプで埋め尽くされたテレビ番組。
自分のお気に入りは、信じられないくらい繰り返しが多いバラエティ番組かな。
- まず面白いクリップを流す
- 観客の笑い声で、それが面白くて笑うべきものだと分かる(アメリカのテレビも同じ)
- 画面の隅に顔だけ映るパネラーたちが笑って、さらにそれを確認させる
- オチは色分けや誇張されたフォント付きのテキストとして画面下に表示される
- それでも分からなかった場合に備えて、同じギャグのクリップを3回連続で流すって感じだ
海外の反応さん
そうなんだよ!いい指摘だ。
日本のバラエティ番組で使われる画面上のテロップについて、社会言語学の論文を読んだり調べたりしたことがある。
あのテロップの装飾が、話者や状況についてのメタ言語的な側面や、アイデンティティの指標を伝えているんだよね。
これは見ていてかなり興味深いし面白いよ。
海外の反応さん
自分は少年ジャンプの雑誌や広告を読むのがすごく興味深いと思う。
かなり複雑で情報量の多い構成だ。
海外の反応さん
小売店に入ったときの騒音の多さも忘れちゃいけないな。
特にドンキのことを言ってるけど、どの店でもジングルが延々と流れていて、通路ごとのスクリーンが広告を大音量で流してる。
海外の反応さん
YouTubeで韓国の番組を見てたけどあっちも動画にかなり文字を入れてるね。
海外の反応さん
見た目がどうこうより、実際にカルチャーショックだったのは、チケット予約みたいなサイトが夜になるとサービス停止することだった。
あれは正直逆行してるように感じる。
自分が何か見落としてるだけで、合理的な理由ってあるのかな?
海外の反応さん
利用者に問題が起きたとき、対応するために電話できる人がいないからだよ。
銀行のATMが夜間や祝日に使えなかったりするのと同じ理由。
自分も完全にナンセンスだと思ってるけど、ルールを決めてるのは自分じゃないからね。
海外の反応さん
まあ、それだけじゃなくて、「8時間はサイト使えません」で済ませられるなら、保守やアップデートがかなり楽になるのも事実だよ。
無停止を実現するには、相当なエンジニアリングの労力とインフラ投資が必要になるから。
海外の反応さん
これはハワイでも起きてるよ。
一部の政府系サイトは夜になるとオフラインになるんだ。
海外の反応さん
イギリスでも、一部(ごく少数)のサービスは同じだわ。
海外の反応さん
この違いについて、誰かがちゃんと踏み込んで調査して説明してくれたのは良かったよ。
それに、中国のサイトも日本と同じように情報量の多い見た目になりがちだから、「日本だけが特殊」って話でもないんだよね。
海外の反応さん
漢字を使ってるからじゃないの?
海外の反応さん
自分の理解だと、漢字(中国語だと漢字/Hanzi)の情報密度が高いことが、かなり大きな理由だと思う。
海外の反応さん
情報量が多いこと自体は別に気にしない。
ただ、多くのサイトが情報を分かりやすい階層に整理するのが壊滅的に下手だね。
特に嫌なのが、オンラインショップの商品タイトルに情報を詰め込みすぎるところ。
汎用のUSBアダプターなのに、対応スマホの一覧(しかも明らかに不完全)を商品名に全部入れてたりするの正直どうかと思うよ。
海外の反応さん
それは検索結果を狙ってる面もあると思う。
「iPhone 充電器」「iPad 充電器」「Thunderbolt 充電器」で検索した人を、全部「iPhone iPad Thunderbolt 充電器」っていう同じ商品ページに誘導したいわけ。
それらが本当に全部互換性あるかは覚えてないから、あくまで例ね。
Amazonみたいなサイトが「どの検索語が売上につながりやすいか」を提示してて、出品者がそれに合わせてタイトルを更新してる、って流れでも全然不思議じゃないと思う。
海外の反応さん
挙げられているポイントには完全に同意だ。
しかも自動翻訳をかけると、ページはさらに奇妙に見える。
自分の結論としては、日本のトップレベルのウェブデザイナーでさえ、型にはまらない考え方ができていないんじゃないかと思う。
例えばホテルの公式サイトで情報を探そうとすると本当にもどかしい。
あらゆる空きスペースに文字を詰め込んでいるわりに、必要な情報が全然見つからないんだ。
海外の反応さん
型にはまらない考え方ができていない
うん。これは日本全体に言えることだと思う。
ごく稀な例外として、例えば任天堂みたいなケースはあるけど。
海外の反応さん
必ずしも反対ってわけじゃないけど、日本人が西洋のウェブデザインについて文句を言っているのを見たことがない。
彼らは特に問題なく適応しているように見える。
でも、この議論を見ていると、結局のところ、私たちの側が日本のデザインを理解できていないだけにも思える😅
となると、本当に「枠の外で考えられていない」のは、いったいどっちなんだろうね。
海外の反応さん
細部への気配りが日本文化には根付いているから、利用者は実際にちゃんと読むよ。
むしろ、その商品に関心があれば、提供されている情報は一行残らず読む。
十分な情報を用意することは、「親切」だと考えられていて顧客への敬意を示すやり方なんだ。
それに、日本のデザインは美的配慮や細部への注意が欠けている、という主張は完全に間違っていると思う。
よく見ると、どのデザインにも複数のレイヤーがある。
大きくてカラフルな要素は、まず注意を引くためのもの。
興味を持った人は、さらに小さい文字を読んで深掘りできる。
隅々まで見ていくと、自分でも必要だと気づいていなかった有用な情報が見つかるはずだよ。
海外の反応さん
実際、「洗練された西洋風のウェブデザイン」に切り替えたら、売上が下がったらしい。
だから小売業者にとっては、こっちのデザインのほうが優れているってことなんだと思う。
海外の反応さん
かなり興味深い記事だった!
ありがとう!
以上、海外「これが理由だ!」日本のサイトが海外から奇妙に見えるワケが話題にへの反応でした。
優劣の話ではなく、“何を良しとするか”って話ですね。
デジタル庁のサイトを手がけた人たちが、もし楽天を作ったらどんなデザインになるのか…、ちょっと気になります。





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