月に衝突?NASAが小惑星「2024 YR4」を核で吹っ飛ばすことを検討してるらしい(海外の反応)

不思議・驚き
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地球にぶつかるかも知れない隕石の話題ってたまにでてきますよね。

地球ではありませんが、論文公開プラットフォーム「arXiv」で公開されている論文によると「2024 YR4」と名付けられた小惑星が月に衝突する可能性があるんだとか。

仮に当たっても地球が滅亡するとかいう話ではないようですが、衝突によって生まれる微小な塵が宇宙船や宇宙飛行士にとって大きな脅威になるとのこと。

その論文によると隕石の軌道を変えるために核兵器の使用が現実的に検討されているようで、海外でちょっとした話題になってました。

今回はその反応をいくつかご紹介します。

論文の要約
  1. 小惑星2024 YR4は当初、2032年に地球や月に衝突する可能性が指摘されたが、現在は地球への影響は否定されている。(月には衝突する可能性がある)
  2. この小惑星の直径は約60メートルと推定されている。
  3. もし月面に衝突すると、月の破片が宇宙空間に飛び散り、宇宙船や宇宙飛行士への微小な宇宙塵が一時的に増加する可能性がある。
  4. 論文では、偵察ミッション、軌道偏向、破壊ミッション の3つの対策案を検討。
  5. 偵察ミッションで小惑星の性質を事前に把握することが、将来の対策を計画する上で重要としている。
  6. 軌道偏向は速度の変化量の要求が大きく、実行は難しい可能性がある。
  7. 破壊ミッションにはキネティック衝突(物体をぶつける方式)や 核爆発装置を使った破壊 も含まれる。
    • この研究は、将来の惑星防衛や資源探査の参考になる。

    この話題の海外の反応

    投稿者

    NASAが小惑星「2024 YR4」を核で吹っ飛ばすことを検討してるらしいぞ

    投稿者

    (ソース元の詳細)

    2032年12月に月へ衝突する確率が上がり、2025年5月の観測終了時点ではおよそ4%にまでなった。
    2025年3月26日にはジェイムズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(JWST)の観測で、この小惑星の直径が60±7メートルと推定された。

    もし2024 YR4が月に衝突した場合の影響を調べた研究では、月面からの噴出物によって地球低軌道のマイクロ隕石の量が数日間で通常の最大1000倍にも増える可能性がある
    そうなると宇宙飛行士や宇宙船にとって脅威となる恐れがあると示唆されている。

    この研究では、もし月衝突が確定した場合に利用できる2024 YR4への宇宙ミッションの選択肢を提案している。
    接近観測やランデブー調査、小惑星の軌道変更、さらには完全破壊までを含めて検討している
    すぐに対応する場合と、2032年までに遅れて打ち上げる場合の両方を考えているとのことだ。

    ソース:Space Mission Options for Reconnaissance and Mitigation of Asteroid 2024 YR4
    論文:https://arxiv.org/pdf/2509.12351

    海外の反応さん

    なんで単純によけられないんだ???

    海外の反応さん

    君はアホか?地球に脚なんてないぞ。
    地球は平らなんだから横に向ければいいだけだろ。

    海外の反応さん

    スーパーマンは考えたけど、バットマンが真面目に取り合わなかったらしい。

    海外の反応さん

    これ、小惑星が地球に直撃するんじゃないんだよ。
    月に当たる可能性があって、その衝撃で飛び散った噴出物が地球に届いて、宇宙飛行士や人工衛星に危険をもたらすって話だぞ。

    海外の反応さん

    海外の反応さん

    これって何の映画?ちょっと見たけど名前は知らなかったんだ。

    海外の反応さん

    アルマゲドンだよ。

    *地球に衝突する巨大隕石を止めるため、石油採掘のプロたちが宇宙に向かう話を描いたSF映画です。

    海外の反応さん

    正直いって楽しそうな作戦だな。
    ピンポイントで戦術核を使えば状況をガラッと変えられる。

    海外の反応さん

    それが唯一確実な方法だ。

    海外の反応さん

    かなりいいんじゃない?
    俺は賛成だけど、同時にカメラも送ってポップコーン片手に展開を眺めたいね。

    海外の反応さん

    爆発ってどう見えるんだろう?
    酸素ないから火球は無いよね?

    海外の反応さん

    起爆は少なくとも5,000万マイル離れた場所だよ。
    多分何も見えないな。

    海外の反応さん

    悪いアイデアにしか思えないが?

    海外の反応さん

    もし逆に地球にぶつかる方向に変わったら?
    それはそれで皮肉だな。

    海外の反応さん

    コーネル大学とNASAは別物だぞ。

    海外の反応さん

    論文を2回読んで、筆頭著者に特に注意してみて。
    君の論理のどこが間違ってるか分かるよ。

    *確認したところNASAの人も著者に含まれてました。

    海外の反応さん

    文字が多すぎるって!

    海外の反応さん

    arXivはコーネル大学が運営しているだけで、そこに掲載されているからといって論文の著者がその大学と関係があるわけではないよ。
    世界中の大学の研究者が投稿してるんだ。

    海外の反応さん

    ISSには緊急避難の手段があるの?それとも何か起きたら全員死ぬの?

    海外の反応さん

    その頃にはISSは既に退去されてるだろうけど、まあ、宇宙ステーションには状況がヤバくなった時に脱出する選択肢は常にあるよ。

    海外の反応さん

    この微小隕石たちって地球をちょっと冷やすのに役立ったりしない?
    軌道上のものには良くないだろうけど、ちょっと言ってみただけだよ。

    海外の反応さん

    戦術核なんてこのケースじゃほとんど役に立たないよ。
    前に色んな論文読んだときは、どれもだいたいメガトン級の兵器を想定してた。
    速度の変化量の大部分はX線フラックス(簡単に言うとX線の強さ)から得られるから。

    元の論文では1メガトンの兵器なら、爆発位置に多少の誤差があっても余裕があるって書いてた。でも334キロトン級じゃ誤差ゼロで狙わないとダメ。

    つまり今のアメリカの兵器から持ち出すなら、B82(核爆弾)を宇宙船にくっつけるしかないだろうな。
    少なくともその「物理パッケージ」だけでも。

    海外の反応さん

    物理パッケージ

    それはなかなか立派なパッケージだな。

    冗談はさておき、さっき「メガトン級の方が誤差に余裕がある」って言ってたけど、メガトン級ってそんなに制御が難しいのかな?
    でかい兵器の方が電子機器とか誘導装置も詰め込めるし、むしろ正確に誘導できると思ったんだけど。

    海外の反応さん

    その辺は投稿主の論文の12ページにあるよ。
    1/3メガトン級だと「正確にこの距離で爆発させろ、誤差は一切ダメ」ってレベル。
    メガトン級なら85mくらいずれてもOKみたいだね。

    海外の反応さん

    たとえ直接的な危険がないとしても、この機会は絶対に利用すべきだよ。
    脅威をどれだけ軽減できるかの練習には最高のチャンスだし、本番に向けて学べることが多い。

    海外の反応さん

    ただし誤って地球に逸らしちゃわない限りね。

    海外の反応さん

    だからこそ、このサイズで試す価値があるんだよ。
    実際の「死活問題」になる前に小さめので何度練習できる?って話だろ。

    海外の反応さん

    そういう理由もあって提案が出たんだろうけど、問題は地政学的な影響だよ。
    いきなりどの国も「核を宇宙に打ち上げる」ことに同意しなきゃならなくなる。
    常に物議を醸す話題だし、妥協や善意の示し方がないと脅威扱いされる可能性もある。
    特に今の米露関係を見てると、ロシアがどう反応するか分からない

    海外の反応さん

    ISSみたいにロシアにも参加を打診すればいいよ。
    宇宙はいつも溝を埋める役目を果たしてきた。
    もし拒否するなら、参加したい国だけでやればいい。
    ロシアのせいでずっと待ってるわけにはいかないし。

    海外の反応さん

    手続きや政治的障壁がどれだけあるかを見るのにも良い練習になるだろうね。
    「ドント・ルック・アップ」みたいな空気を避けるにはどうするかって話だ。

    *彗星が地球に衝突する危機に、二人の天文学者が人類に警告を発するものの、政府やメディアは取り合わず、社会の風刺や人間ドラマが描かれていブラックコメディ映画です。ネトフリで見れます。

    海外の反応さん

    放射能を帯びた小惑星の塊や塵を地球に撒き散らすのは、差し迫った脅威でない限り良いアイディアに聞こえないね。

    海外の反応さん

    核って多くの人が思っているほど放射能が強いわけじゃないよ。
    宇宙自体が宇宙線でかなり放射性だし、もう一発増えたところで大差ない。

    正確な数値はないけど、その小惑星に既にあるウランの方が核弾頭の放射能より多いかもしれないと俺は思ってる。

    海外の反応さん

    それでも相当ヤバいのは間違いない。
    やるなら慎重に、あらゆる予防策を取らないとね。
    安全にできると判断できるなら、やるべきだと思う

    海外の反応さん

    さっきKurzgesagtのいい動画を見たんだけど、気圧がないからあんまり上手くいかないっぽい。
    もちろんサイズにもよるけどね。

    *Kurzgesagtは、Youtubeで人気の科学解説動画です。宇宙、物理学、生物学、社会問題、哲学など幅広いテーマを扱っています。

    海外の反応さん

    論文では、小惑星から少し離れたところで核を爆発させると、強烈な放射線で表面の薄い層が蒸発して飛び散り、その反作用で表面がロケットのように噴射されるって書いてある。
    要するに小惑星の表面を巨大なロケットエンジンに変えるんだ。

    海外の反応さん

    Kurzgesagtの動画はもっと大きな小惑星向けの話で、プラズマ球が天体の体積に吸収されるタイプのやつね。
    でもここで話してるのは、もっと小さめの60mの物体。
    近距離で起爆すれば完全に蒸発させられるよ。

    海外の反応さん

    正直、実際にどうなるか見てみたいね。
    効果あるのか、逆効果か、このデータは研究にめちゃくちゃ価値あると思う。

    海外の反応さん

    これはSF映画みたいな話に聞こえるけど、データ見ると本当に真剣な選択肢だと分かるよ。
    月の破片が地球軌道に大量に飛んで危険になる可能性は現実的にゲームチェンジャーだ。
    精密な偵察や軌道変更ミッションは必要不可欠だし。
    マジで現実的に計画してるのがすごいな。


    以上、(月に衝突?NASAが小惑星「2024 YR4」を核で吹っ飛ばすことを検討してるらしい)への反応でした。

    ぶつかる可能性が4%って結構高めの確率ですよね。

    地球自体に大きな影響がなくても、GPSや通信衛星など人工衛星への影響が出ると、私たちの生活にもかなりの支障が出そうです。

    こうした準備や議論が進められるのは、決して無駄ではなさそうですね。

    コメント

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