アルファ・ケンタウリ星系へ400年の片道旅行?超巨大宇宙船による移住計画が話題に(海外の反応)

時事ネタ
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海外の科学ニュースサイト「LiveScience」によると、お隣の恒星系アルファ・ケンタウリまで、最大2,400人を運ぶ超巨大宇宙船での移住計画が提案されたそうです。

調べてみると、これは宇宙探査研究団体「Icarus Interstellar」が主催した多世代型宇宙船の設計コンテスト「プロジェクト・ハイペリオン」で1位になった計画とのこと。

まだまだ技術的な課題は山積みで、現段階ではあくまでコンセプト段階の構想ですが、センセーショナルに報じられたこともあって、海外ではかなり話題になっていました。

今回は、その反応をいくつかご紹介したいと思います。

なお、「LiveScience」の記事要約も載せていますので、気になる方はあわせてご覧ください。

LiveScienceの記事要約
  1. 太陽系から最も近い恒星系、アルファ・ケンタウリのプロキシマ・ケンタウリbへの片道約400年の旅に、最大2,400人を運ぶ多世代型宇宙船「Chrysalis(クリサリス)」が提案された。
  2. この設計は Project Hyperion デザインコンペティションで1位を受賞。
  3. 船体は約58km(36マイル)の長さで、ロシアン・ネスティングドールのように複数の層に分かれて構成されており、内部には農業、住宅、共用空間、倉庫などが組み込まれている。
  4. 推進には核融合技術を想定しており(現時点では未実用)、人工重力は回転によって維持される。
  5. 居住環境としては、森林や農地などを含む閉ループ型生態系を取り入れ、乗員の心理的安定や生存に配慮されている。
  6. 必要な人口数は安定した社会を維持するため約1,500人を想定し、出生制御なども計画されている。
  7. 出発前には乗員が80年ほど南極等の隔絶環境で適応訓練を受けることが提案されている。
  8. 社会の統治には AI を活用し、多世代間での知識継承や社会的安定性を図る構想。
  9. この設計はあくまで概念的なものであり、実用化にはまだ技術的な課題が残っているが、恒星間移住の将来設計に対する貴重な出発点となると期待されている。
海外の反応ニュース(外部サイト)

海外の反応

投稿者

最大で2400人を乗せて、最寄りの恒星系アルファ・ケンタウリまで片道移住できる宇宙船が構想されたぞ。(記事:LiveScience

image by Project Hyperion (https://www.projecthyperion.org/)

海外の反応さん

どこに申し込めばいいんだ?
地球の生活はもうあんまり合わなくなってきたわ!

海外の反応さん

想像してみてよ、400年かけて行ったのに住めない場所だったらどうする?
引き返すの?

海外の反応さん

それでも…俺なら行くかな。

海外の反応さん

でも君は、一生目的地を見ることなく死ぬことになるぞ。
子や孫も同じくな。

海外の反応さん

人間の寿命が10年も伸びない限り、この計画の第一世代は乗る前に南極で死にそうだな笑
しかもこの技術者たちはまずSpaceXを手伝うべきだよ。
スターシップだって全長400m以下で、まだ低軌道すら突破できてないんだから。

海外の反応さん

こんな狭くて老朽化した船で、自分と何世代も続く子孫が生きて死ぬのを選べるのはよほどの覚悟がいる。
周りは真っ暗な宇宙だけで、新天地があるかもってだけの可能性のために。
冷凍睡眠や光速近くの移動ができるまでは、こういう星間移住は許されない人権侵害だと思うわ。

海外の反応さん

初期の探検家や植民者たちと比べたらまだマシな方だよ。

海外の反応さん

アメリカ大陸に新天地を求めて旅立つみたいなもんだよね。
(成功するには)元の暮らしぶりがどの程度追い詰められていたか、自分の性格がどれだけ柔軟かにかかってる感じだよ。

海外の反応さん

400年も人間乗せてて内戦が起きないなんて、まず無理と思う。

海外の反応さん

58キロの人工環境の中で一生を過ごす400人って、みんな正気を保てると思う?
3代目が生まれる頃にはもう狂ってるだろうな。
出口もない缶の中で生まれ、育ち、死ぬなんて、完全に悪魔の所業だわ。

海外の反応さん

乗ってる間はみんな眠らせとけば解決だな。

海外の反応さん

昔はみんな、村を出ることなく一生を終える人が大半だったしな。
マルタ島の人たちの多くも、実は島を出たことないだろうし。
そう考えると、案外平気かも。

海外の反応さん

月に宇宙船をちゃんと着陸させるのにも苦戦してるんだけど…。

海外の反応さん

想像してみてほしい。
太陽を砂粒1つだとすると、一番近い恒星(アルファ・ケンタウリ)まで約42kmも離れてるんだぜ。

海外の反応さん

半分も行かないうちに、技術が進んで次の宇宙船が先に着いちゃう可能性が高いぞ!

海外の反応さん

もっと優れた燃料源が見つかれば、1Gの加速度で1年加速し続けて光速の75%に達し、実時間で約4.5年、地球からの観測では約7年でアルファ・ケンタウリに着ける計算になるんだよな。

海外の反応さん

スターフィールドでまさにこんな感じのクエストラインあったわ笑

海外の反応さん

これはまあまあ有名なSFの定番ネタだからなー。

海外の反応さん

まさにスターフィールドでそのまんまのシナリオがあったよな。
しかも行った惑星がカジノになってたってオチで笑

海外の反応さん

キム・スタンリー・ロビンソンの小説『オーロラ』ってまさにこれと同じアイデアだと思う。
SFの定番ネタを徹底的に解体した、めちゃくちゃ良い本だよ。

海外の反応さん

もし仮想技術で宇宙船を設計するなら、反物質エネルギーを使って400年じゃなくて20年で着かせればいいのに。

海外の反応さん

あのサイズの宇宙船を光速の1%まで加速・減速するのに必要なエネルギーは、地球全体の現在のエネルギー生産量の何千倍にもなるんだよ。
それも効率100%って前提で。反物質使っても、超革新的な技術でもない限り、あんなの絶対に動かせないって話。
みんな光速の速さと恒星間の広大さを本当に甘く見すぎ。

海外の反応さん

だってこのプロジェクトは、近未来でも現実的にありそうな技術で作れる宇宙船を想定して設計してるから。

海外の反応さん

この計画で前提にしてる技術は、ほぼ間違いなく今後50年以内、たぶん30年以内には実用化されるだろうってものばかりなんだよ。

海外の反応さん

理論上の話なのは分かってるけど、全長58kmの船なんてどこで作るんだ?
軌道上で造るのか、それとも小さいモジュールごとに作って打ち上げて、あとで組み立てるんだろうか。

海外の反応さん

エントロピー対策どうすんの?
ほとんどの技術って10〜20年でかなり劣化するし、100年もつなんてありえないよ。
密閉環境でもシールは腐るし、金属は酸化するんだから。

海外の反応さん

問題はプロキシマbが赤色矮星を回ってるってことなんだよ。
赤色矮星は超強力な太陽フレアを起こしやすくて、大気を吹き飛ばして生命の存在可能性をほぼ消しちゃうんだ。
しかも潮汐固定されてるから、さらに厄介な問題が増えるしな。

海外の反応さん

片道切符なのは分かってるけど、YouTube動画とか送ってきてくれるのか?
正直、この計画が打ち上げ準備できる頃に俺が若かったとしても、向こうを地球と交易できるくらい快適にするまで生きてるわけないしな。
それなら自分で行って宇宙サイと戦うより、人類が戦ってる映像をLiveLeakで見てる方が断然いいわ。

海外の反応さん

そうだけど、その動画送るのに4年くらいかかるぞ。
しかも商用レベルの電波をそこまで飛ばせる技術を作れたらの話な。

海外の反応さん

うーん、3〜4世代もブリキ缶の中で一緒に生き残れるなんてあんまり信じられないわ。
派閥に分かれるのがオチだろうしな。
3世代目には「なんでここにいるのか」って理由も完全に忘れてそうだし。
もし着いた先が住めない場所だったらどうすんだよ?帰るのか?

海外の反応さん

アニアーラ(ANIARA )を思い出す。
長期間の船内生活を描いた良い映画だよ。

海外の反応さん

まだまだ程遠いよな。
火星に人を送り込んで生き延びさせることすらできてないのに、それもたった9ヶ月の旅でさ。
最速技術使っても、太陽系外まで行くには5万年もかかるんだから。


以上、「アルファ・ケンタウリ星系へ400年の片道旅行?超巨大宇宙船による移住計画が話題に」の海外の反応でした。

ほとんど夢物語のような壮大な構想ですが、いつか違う形で星間旅行が実現する日が来るかもしれませんね。人類の宇宙への情熱が途絶えないことを願うばかりです。

ところで、みなさんはこの400年にわたる片道の宇宙移住計画に参加してみたいと思いますか?

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